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研修内容が開示されるワケ

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

前回は夏の身だしなみについて書きました。
夏場、「手持ち」ジャケットをお見かけしたことがきっかけで、礼儀は重んじてるかもしれませんが
逆に目的見失ってません?ってお話です。
まだまだ残暑厳しいですから、なんとなく続けている当たり前を見直す機会になってもらえたらと。
まだ読んでない方はどーぞ!
https://note.com/_amulet/n/n19ff909b73b1

今回は、研修について書きます。
10月に入ると多くの会社では内定式があり、そこを皮切りに研修も実施されています。
研修は各社色んな趣向を凝らしていて、話を聞くと面白いですよね。

そんな研修について、最近SNSで自社の研修内容を投稿している方を複数人拝見し、面白いな〜って思うと同時に、これってなんで投稿すんの?って思うことがあり、今回のテーマにしてみました。

こんなページを見つけました。
IT企業の研修内容のおまとめです。
https://gist.github.com/gcchaan/02f4746a323acac4095c30e0783a3912

すごい分量ですよね。
まだまだあるでしょうが、このページの中身だけ見ていてもかなりの時間を費やせそうですw

さて、ここでひとつ疑問があります。
研修内容を開示するメリットって、一体なんでしょうか?

なぜなら研修を作るのにも、当然工数がかかります。研修をビジネスにしている会社もあるので、開示するのは大胆な感じもします。
それでも多くの会社さんが開示するのですから、それ相応のメリットがあると考えられます。

そのメリットについて、私は採用の見地から考えました。

まず1つは、求職者に対する安心感

たくさん会社がある中で、研修内容を整備して外に開示することで安心感が生まれますし、学びたい人からすればそれだけで差別化にも繋がりそうです。

一方、求職者からすれば、研修の内容から求めるレベル感の推測ができます。経験者しかわからないレベルのものから、未経験から始められるレベルのもの。
会社側がどんな人を求めているかの指標になると同時に、研修を通して技術的にどう育ってほしいのか、などの傾向もわかりそうです。

そしてもう1つ。
求職者(外部の人全体)に対するアピール

自社はこんな研修を公開できるくらい、高いレベルを持っている。
この研修内容であれば、きっと社内の技術者レベルはもっと高いんだろうなって想像ができますよね?
そういった意味で、外部の人全体に自社の技術力アピールができるのではと思いました。

ちなみに、前々職では外部の凄腕エンジニアさんに講師をお願いして、一緒にカリキュラムを作成していました。
内容はエンジニア出身の社長の意向が色濃く入った内容で、経験の浅いエンジニアには重たい内容になっており、
受講者からは研修がしんどすぎて「夢に出てくる」とか言われたこともあるくらいですw

意図的に公開する、しないに関わらず、大切なことは自社が自信を持って提供できるモノであることなんだと思います。
万人受けする研修もありますが、特にエンジニアとか専門職の研修においては自社のカラーを
色濃く反映することもひとつの手法だなって思った今日この頃でした。

労働人口が減少に転じている日本では求職者の取り合いは熾烈です。
そんな中、自社に合う人を採用するにあたり、今までと同じように選考での見極めに頼っていませんか?
研修内容から自社のカラーを開示して、そもそも合う人に来てもらうといった視点も、持っておいてほしいと思っています。

次回は書斎を掃除していた時に発見したモノについて書きます。コトではなく、モノ!ゆるい内容ですがお楽しみに。






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