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それでも、謳歌していく

命というものの儚さと尊さを

再認識する出来事が最近よく起こる。


失ってからでは遅いということも、

別れは突然に訪れてしまうことも、

それによって生じる痛みは
言葉なんかじゃ表せないくらい辛いことも。

知っているはずなのに、

どうしてだか

忙しく過ぎる日々に揉まれていくうちに

何かを失うかも、という危機感が薄れていって

油断して、あぐらをかいて、呑気に生きて、

そしたら突然また何かを失って、そして傷つく。


愚かで、どこまでも可哀想だと、自負している。


傷つくのは悪いことではないけれど

学ばないということは勿体ないはずだ。

だから、どっちにしろ傷つくなら

いつだって傷つく覚悟を持ち合わせて、

生きていたい。

こんなことを書いている私でも

まだ本当に現代で起こったことなのか、

悪夢を見させられているだけじゃないかと

現実を受け止められずにいるけれど、

それでも時間は止まってくれないから、

必死に、どうにかして、

くらついていくしかないんだよなぁ、


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


KinKi Kidsの「エンジェル」

という曲がある。

2000年12月に発売された

『Dalbum』というアルバムに収録されていて、

世間的にはあまり知られていないが、
ファンの中ではいわずとしれた名曲だ。

私は、あるジャニーズが自身のソロコンサートで
カバーしていたのを聞いたのがきっかけで
この曲を知った。

メロディーラインも、2人の歌声も、歌詞も、
全てが素晴らしくて
本当に素敵な曲で大好きで、
こんなに失恋を美しく歌う曲があるのだろうかと
思いながら聞いていた。

しかし、

最近の出来事を受けたあと

ふとスマホからシャッフルで流れてきた『エンジェル』を聞いて

ハッとした。

この曲は単なる失恋ソングじゃないと。

愛する人を失うことの辛さと、命の儚さと、

そこから1人で生きていくことへの決意を示した曲とも
とれると気づいてしまった時、 

この曲に抱きしめられているような感覚になり

なぜだか涙が止まらなくなった。

生まれてくる新しい日が 君と僕のためじゃなくても
白く残る息はき出したら 僕は独り歩くよこの街を

https://j-lyric.net/artist/a0015e5/l00f2b5.html

いくら生きたいと望んでも、

自分と自分の愛する人が
一緒に新しい日を迎えたいと願っても、

命は儚くて、世界はいじわるなもので、

2人の為に新しい日が生まれてこないことがある。

それでも、たった1人になっても、
この街で生きていかないといけない。

一息ついたら、

また前を向いて、生きていくんだ。

きっとエンジェルとなって、

自分の愛したあなたが見守っていてくれるから。

そんなメッセージに聞こえるようになってから、

より一層好きな曲になった。

音楽の素晴らしさを再認識した曲にもなった。

こうして、

私はまた音楽に生かされた。



あなたの分まで、私は生きるんだ!

と思い続けながら生きれるほど強くないけれど、


この生きづらい現代を

好きなものに生かされながら、

気の向くままに謳歌できたら

最高だよね!

くらいの気持ちでいれたら充分だと思えた。


私たちの上には
貴方が作りあげた空がいつだってあります。
その空に浮かぶ星のひとつに
今は貴方がなっているなんて、
まだその現実を受け止めきれないし、
受け止めたくもありません。

まだ、あなたの笑顔を見たかった。

辛いけれど、みんなで乗り越えていくしかありません。

どうか、安らかにお眠りください。

あなたの笑顔で、
これからの日本もお照らしください。




火曜日じゃないけれど、
更新したくなったのでしてしまいました。
号外です🙇🏻‍♀️笑






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