[客観的視点]男性と女性の家事割合は担当家事とチケット制で解決する。
男性と女性の家事割合はいつも夫婦の議論対象だと思います。家事は毎日やること。仕事は週5日ですが、家事は毎日です。掃除、料理、洗濯、お皿洗い。しかも料理は1日1回ではなく、1日3回。けっこうな重労働なのは間違いないと思います。
だからこそ、家事は面倒だし、嫌いな人が多いし、夫婦の衝突原因になりやすいです。
なんで私ばっかり?
なんで仕事に疲れているのに僕が洗濯を?
家事担当をあいまいにすると不満が爆発しがちです。
自分だけが被害を受けていると思ってしまう。
だからこそ、夫婦の家事は事前にルールをきめることが良いかと思います。
料理は夫、洗濯は妻、など家事ごとに分担する。つまり、夫は絶対に料理をする、妻は絶対に洗濯をする。どれだけ疲れていようとも担当する家事がなされていない場合は、担当者が悪い。
担当者がその家事に責任を持つ家事担当制が一番、理にかなっていると思います。
「今日は眠たいから、妻さんが料理お願い!」
「今日は疲れたから、夫さんが洗濯やって」
こういう自分の感情ベースで相手に家事を依頼するのが1番ダメと思っています。なぜなら、とても主観的な考え方だからです。
自分が疲れているから相手にお願いする。
でも相手も疲れていたらどうするんでしょうか?
そもそも、たいてい仕事終わりってみんな疲れていますよね。もちろん、残業があった日はいつもより疲れるでしょう。
でも、だからといって相手に無償でお願いできるというのは違うと思います。
優しさでそれがまかり通ってしまうと、
「疲れた。だから相手に依頼する」
という大変自分勝手な考え方になってしまいます。
どれだけ疲れていても自分の担当家事は自分で責任を持つ。逆に言えば、担当家事以外はしなくていいので、自分でスケジュールコントロールができるということです。料理担当なら、朝早く起きて、ご飯の仕込みをしておけばいい。残業が確実な日は前日に翌日の夕飯を作っておけばいい。家事担当制のほうがスケジュールを組み立てやすいと思います。
時々、相手が自発的に手伝ってくれる場合がありますが、実はこれが要注意だったりします。自発的かもしれませんが、喜んで手伝っているわけではありません。
相手だって疲れているけど、あなたがもっと疲れていそうだから手伝っただけかもしれません。
そうすると、恐いのは、相手が逆の立場になったとき。
なんで僕が(私が)こんなに疲れているのに手伝ってくれないの?以前に手伝ったよね?これが一番恐い。
僕は、夫婦同士であっても相手が自分の業務以外を受け持ってくれたら、「チケットを支払う」などのルールを決めた方がいいと思います。
1回手伝ってくれたら1チケット支払う。そのチケットは逆に自分が依頼したいときにも使える。
貸し借りの見える化です。
こうすることで家事の貸し借りがスムーズになると思います。
お互いいらいらすることも減ると思います。
ただ1点、チケット制の注意点が。チケットを使おうと思っても、相手が使わせてくれないということがある可能性があります。だから、チケットは月々精算します。チケット1枚1000円にして、月末に精算する。月末に奥さんがチケット10枚貯まっていたら、月末に夫は奥さんに1万円支払う。
これが僕は平等だと思っています。
家事は毎日やることだからこそ、不満がたまりやすい。だから不満がたまらないように毎月精算する。これが夫婦がスムーズに家事をする最良の方法だと思います。
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