誰かとの繋がりの中で生きていくということ
小学生の頃、「昨日」の存在を証明するために、
通学路から見える夕日を、心から嫌になるくらい見つめ続けて、
「明日この道で、この経験をありありと思い出せたら、『昨日』は存在していることにしよう」という定義づけを試みたことがあります。
ふと振り返って、その頃から私は一貫して自分のことを点的な存在、
ひとつの個体的な存在として認識していたんだなぁ、と感慨深くなりました。
そして自分では意識していなかったけど、その点的なあり方にずっと不安を抱えていたんだな、と。
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最近、