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【自分探し経過報告】午前2時の語彙力思考力って、こんなものですよね

休学期間を経て、お世話になった皆様に
「自分探し一段落ついた」と豪語していたのですが、
その後色々考え事をしたので、書き残しておきます。

考えをまとめたい、ついでに報告にしてしまおう、という短絡的な思考を発端とする、徒然なる語りなので、
お暇なときの読み物くらいの気持ちで読んでくださると嬉しいです。


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そもそも私には、自分探しが必要でした。
世の中には、自分探しした方が生きやすい人と、そうしなくても生きられる人がいると思うのですが、

私の場合は、仮であっても、自分のほんの一部であっても、
何かしらの「揺るがない自分」的なものを掴んでいた方が、
安心して前を向いて歩けるタイプなので、自分探しを行いました。

そのためにまず行ったのは、自分探しレベル1。

休学期間の1年間は、あらゆる行動の中でも、
「自分対世界」の構図で、
閉じた自分の中で、普遍的っぽい自分を探すという方法を選びました。


そんな休学期間を終えて掴んだ自分像は、
「心臓の裏側の腫瘍」という言葉でまとまりました。

ニュアンスの問題なのでうまく説明できないんですが。
生命の大事なところに居場所を陣取りながら、
良いものか悪いものか、まだ判別できないような。

無視できないけど取るに足らない何か、不格好だけど将来性、可能性を感じるような気がしなくもない、という感じです。

そしてこれは生涯の確定事項ではなく、
今すぐに依存できる自分像がないと
復学後に安心して日々を過ごせない気がしたので結んだ暫定的な自分でした。

いつかはちゃんとした人間の形になりたいな、
くらいに思って作った拠り所でした。

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そして、新学期開始からの最近までの約半年は、
この定義の自分をベースとして、自分の可能性や他者との関わり方を考えてきました。

それは言うなれば、【自分探しレベル2】で、
自分の仮定義を手にした状態で、他者との関わりの中で自分とは何かを考える、
という、ちょっと範囲を拡げた自分探しでした。

具体的には、誰でもどこでも飛んでいく! という探し方から、
人数自体は少なくなるけど、密に関わりを持ちながら、どういう自分であればいいのかを考えるようなスタイル、というか。

(全然具体的になってないですね。)

自分で考えるのも限界までやった感あるし、
社会で生きるつもりなら他者との兼ね合いを考えることも必要よね〜くらいの軽い気持ち……


そして結局、
人と関われば関わるほど、「腫瘍」の解釈では、なんとなくしっくりこない、すんなり通り過ぎることができない場面が増えてきて。
それを克服するために、新たな「自分の置き方」「自分の定義の仕方」が必要だな、と思いました。

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以上の前置きを踏まえまして、
以下は私の、後期に意識して生活してみようと、考えている自分の定義です。


他者から見た私の像と、私から見た私の像の中間地点を原点とする、点Pを置く。
この点は、他者と私の間の空間を自由に移動できるものとする。


今後しばらくは、この点Pを「自分」の定義として、
拠り所が必要な時の基準にしてみようと思います。


私はその場その場で、自分が正しいと思う自分を選ぶ。

選択は自分本位なワガママが理由かもしれないし、大好きな他者が理由かもしれないし、
とにかく私は、私の実像みたいな、本当の私とかそういう思考や議論、誰かの求める一貫した人間像的なものに縛られることなく、
直感的に点Pを動かしたり、動かさなかったりする。


ややこしい話が好きなのでややこしく言いましたが、
要は、ある程度の秩序があることを前提とした自由を生きてみよう、ということです。

その秩序は社会的なルールとか、常識とか、そういう大きなもののに依存するものではなくて、
自分がある他者との関係を保ちたい時に、
していいこと / してはいけないこと、
というシンプルかつケースバイケースなものとして。


点Pの移動に振り回されるんじゃなくて、
ある程度ハンドリングもできて、
制御できない部分も楽しめる私になることを当面の目標に、
自分探し継続です。

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自分を定義する言葉がないと不安になる系メンヘラなので、敢えて名前をつけてあげるならば、点Pかな、みたいな。
それだけのことなのですが。

ややこしいこと書いたけど、多分みんなこうやって生きてるんじゃないかなって、
本当のところはわかんないけど、なんとなく思ってもいます。


本当に私がなりたい、人間の姿をした自分は、
死ぬ時に人生を振り返って、やっと、ああ私は人間だったなって思ってたどり着けるような場所なんじゃないだろうか、とか。



だんだん書いててなんじゃこりゃってなってきたので
勢いだけでも伝わることを祈って終わります。

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