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#80 昨日と今日思っていたこと(大統領選挙)

今日はアメリカ大統領選挙の開票日。昨日の夜からニュースを観ていた。自分の国の代表を決定するのにこんなにも意見を持って熱狂してハロウィーンやクリスマスのようなイベント化する。個人的にとても凄いことだしこうあるべきなんだろうなと思う。何故なら一番重要なことは自分の国がこの先どう在るのかに関心があり、共感・反感含めて意見を持ち、それらを共有し合うことだ。どちらが良い・悪いではなく自分が持たない考え方をしているから反対意見は生まれる、それを知ることで新しい視点を獲得し学びに繋がる。しかしながら、それをするにはお互いに両者とも認め合っていることが前提だ。その前提条件を持ち合わせていない似たもの同士が激しいデモや騒動を起こす。極論まで持って行くと戦争も。

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日本人は確かに政治に対する関心も投票率も低いと実感した。何故そんなにも興味がないのかを考えてみた。一つは教育によるものだと思う。親、教師、周りの大人が政治や選挙に対して深く考えていないから。それらの意見を論争を恐れて共有していないから。もう一つは政党がありすぎて、政策が似すぎて違いがわからないから。全てを理解して比べようとすると疲れるから。

皆さんのなかには影響を与えられる人はいるだろうか。芸能人でもモデルでもどこかの社長でも身近な人でも誰でもいい。その人たちがもし「私は〇〇派だ。何故なら〜」と言っていたら「この人が言ってるならじゃあ〜」という気持ちになれるのではないだろうか。彼らも彼らのバックに付いている人々もまた論争を恐れて共有するどころか触れることさえしようとしない。これも一つの関心がない、知らない理由だろう。

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大統領選の話に戻る。わたしには参政権は無いがバイデン派だ。バイデン氏とトランプ氏の比較を超簡単にすると、前者は他国に目を向けていて後者は自国に目を向けている。(細かく両者の政策があるのだがここでは省略する。)だからこそ移民や外国系アメリカ人が特に多いニューヨークやカリフォルニアには他文化に興味や理解があるのでバイデン派が強い。逆にわたしのいるような田舎には白人のアメリカ人が多く、外国に行ったことが無い人もザラにいるため、他文化をあまり知らず自分の国にメリットがあることを中心に考えるのでトランプ派が強い。

わたしのアメリカ人の友達にはバイデン派もトランプ派もどちらもいる。こちらにいる日本人の一人にも聞いてみたらトランプ派だという。わたしが逆だったので面白くてなんでなのか聞いてみた。そのほうが日本のためになりそうだからだと言った。わたしには皆目検討もつかなかった意見なので、どこの情報なのか、どの政策がそう思わせたのか、など深掘りしてみた。単なる興味で。しかし彼女は政治に関する意見はキリがないとやんわりと避けた。わたしはトランプ派の人のことを特になんとも思っていなくてただ知りたかっただけなのに、シェアすることを避けられたことが胸糞悪くて話が通じないと諦めた。

アメリカでは数々の有名人からわたしの友達までSNSに自分はこうだと主張している。もしかしたらそれを不快に思う人もいるのかもしれないがお構いなしに。でもそれが普通じゃないか。主張や意見はその人の価値観、情報、バックグラウンド、学びなどからじ自由に構成されるだろう。そう、自由に。そしてわかり合えないから共有して初めてこんな人もいるんだと知るのだ。

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我々日本人はアメリカの政治には関係ないと思うかもしれないが、ご存じの通り日本とアメリカは関係が深い。この選挙の結果は必ず影響をもたらすだろう。そのスマホを見ている時間の3分でいいから調べてみて欲しい。知ったら自然と好みが出てくる筈。日本の政治も然り。何故ならわたしたちは日本人なのだから。



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これらは全て個人の自由な意見です。異論反論を持つことは大変光栄に思います。言動に注意していただければなんでも喜んで受け付けます。



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