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わたしの小さな世界旅行

今のわたしを形づくるのに
大きな影響を与え続けてくれるラジオ
『アフター6ジャンクション』(1)が
昨夜をもって終了してしまった。

すきな人のおかげで入手できた
このステッカーはわたしの気合い注入
アイテムとしてMacに挟まっている

来週からは時間帯をお引越しし、
『アフター6ジャンクション2』として
続くので実質終わらないのだけれど
それでもまあ一抹の寂しさのようなものはある。

アトロクをアトロクたらしめる
要素が詰まっていてめちゃいい


近年の大好きなコーナーの一つとして
ゲストをお招きし、読書に関するあれやこれやを
わりと結構遠慮なく尋ねていく
『ブック・ライフ・トーク』というものがある。

続編は『アトロク・ブック・クラブ』として
オーディブルで配信されているが、
わたしはインスタのハイライトにオーディブルを
載せている読書垢ほど信頼できないものはない
と考えているので、リンクは貼らない。

オーディブルではなく番組内で聴ける
『ブック・ライフ・トーク』のほうで
定番の質問として
「読書しながら飲食はしますか?」
「よく本を読む場所は?」
「人生で最初に自ら読んだ一冊は?」
「ずばり人生の一冊は?」
(↑荻上チキさん回のこれ本当に好き)
「実は読めていない本ってあります?」
などがある。

他にもよく交わされる会話として、
本に書き込みをするか、付箋を貼るか
などの話があり、
わたしは絶対にどちらもしないタイプなので
どんなゲストの話も実に興味深い。

そこで、書き込みもしない
付箋も貼らないわたしの読書スタイルを
少し話してみようかなあと。

まず、絶対に必要なのはiPhoneとイヤホン。

心にぶっ刺さったフレーズや、
こんな文章を思いつける人が
この世界にいていいのかと思う文章は
すべてiPhoneの純正メモに書き留める。

デクリネゾン / 金原ひとみ

これをやると、
「〜のほう」とひらくタイプなんだなとか、
「〜、という」「〜という、」の2通りの
傾向があるんだな(わたしは前者が好き)とか
作家さんごとの傾向みたいなものに気づけるし、
なによりノートに書くより早いのが楽。

一冊読み終えたら、
一番上の行に日付と著者名を。

読書中は「0000」と
入れておくと一番上にくる

自然と読書記録にもなるのがよい。

ノートに書いたり、
本自体に付箋を貼ったりしてしまうと、
道を歩いていてふと
あれこのフレーズは誰のなんの小説で
どなたが言っていた言葉だったかしら
と思ったときに、一生思い出せない。

誰の言葉だったかしら
と急に思うことは3日に1回くらいあるので
検索できるというのはとても便利。
そしてスクショして
ストーリーやらツイッターやら
スレッズやらに挙げるという一連の流れ。

だからわたしは好きな作品の話を
永遠に一人で勝手にし続けている。


そしてもう一つ欠かせないアプリが
Google Map。

外食をする機会が滅多にないので、
「この辺りで前から気になっていたお店」を
瞬時に地図に表示させてみせるのは
人に任せることにしている。

そんなわたしのGoogle Mapのリストは
本を読んだり映画を見たりしていて
行きたいと思った国、
いつか住んでみたい国が
ストックされている。実用性はゼロ。

あとは本屋さんと映画館

このあたりにいいお店はないかしら
と思ったときの実用度はゼロだが、
この国で生きる人生やってらんねえな!
という気持ちになったときの実用度は抜群。
どちらの頻度が高いかには
個人差があると思うけれど、わたしは後者。

それぞれいつどうしてこの地に
ピンを立てたのかは
わたしだけが知っている思い出


ブック・ライフ・トークのコーナーを
担当している宇垣さまがご著書で
こんなことを書いている。

逃げる選択肢があるという事実は、この場所で
踏みとどまって頑張り続ける支えにもなる。

風をたべる / 宇垣美里

その通りだ、本当に。
彼女は、だからどこにも行けずとも
限界を感じたらバッグにパスポートを
忍ばせておくのだ、と語ったけれど
わたしにはGoogle Mapで充分だ。

会社員だった時代には11階のオフィスまでの
エレベーターで苦しむほど高低差に弱い耳だし。
英語はNEW HORIZONのレベルだし。


あとは無難だけれど、音楽!
がっつり歌詞のある邦楽を聴くタイプ。
推しの曲しか聴かないので
いずれも歌えるほど歌詞が頭に入った
曲だけれど、読書の妨げにはならない。

なんなら、たまたまの小説と
ある曲の組み合わせが絶妙すぎて、
ときには、この世でわたしが最も
この小説とこの曲を味わい尽くしているに
違いない、と悦に入ることだってできる。

スマホ見ちゃうと読書の集中が途切れる
というのもわからなくはないけれど
わたしが読書を味わい尽くすには
iPhoneの純正メモとGoogle MapとSpotifyが
絶対的に必要だ。

ちなみに、メモアプリは過去に散々試し、
突然のサービス終了に振り回されたりもしたので
自信をもって言えるけれど、
この用途なら純正アプリの右に出るものはない。


ということで、
アトロクのリニューアルにかこつけた
読書にまつわる自分語りでした。

我ながら、本当に
無理矢理にでも何かしらにかこつけて
結局自分語りをすることに長けている。

そんな自分語りを
近々また新たな形で始めたいなあと
準備をしているところ。
自分語りってわたしがするだけじゃなくて
どの人の自分語りもおもしろいから
実は本当に奥が深いと思ってるし、楽しい。

それでは!
みんな来週からは(月)~(木)22:00~23:30
アフター6ジャンクション2聴いてね!

わたしは一切関わっておりません!笑

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