やるべきことがあるって、とても幸せ
noteで何度か書いているように、私は大学を卒業してから大学院に入学するまでの間に、半年ほどのブランク期間を過ごしていました。
学生でもなく、何か職についているわけでもない。
もちろん稼ぎは一円もなかったですが、24時間フリータイムでした。
あんなに「何のコミュニティにも属していない」状態を経験するのはあの時が生まれて初めてで、おそらく最初で最後だったのだろうと思います。
毎日自分がやるべきことが、何もない状態。
心が空っぽでした。
なのに周りの友人たちは会社員として働いていたり、学生として頑張っていたり。そんな友人たちと自分を比較して、気持ちばかりが焦っていました。
じゃあ大学院に入学するまでずっとダラダラしていただけだったかというと、そういう訳ではなかったです。
自分なりに論文を読んでみたり、英語を勉強したりしながら、大学院への入学準備をしていました。
「24時間フリータイム」って、きっと側から見ればすごくうらやましい状態だと思います。
なぜなら人は皆一般に、毎日何かしらの果たすべきタスクや役割を持っているからです。
中には面倒臭いことだってあるし、できればやりたくないことだってあるし、本当はもっと好きなことをする時間が欲しいし、ゆっくりと過ごしたり、旅行に行ったりしたい。
そう思って過ごしている人は多いのではないかと思います。
しかし私が実際に「24時間フリータイム」の状態を約半年間過ごしてみて感じたのは、「とてもつらい」という感情でした。
上に書いたように、周りの友人たちは日々何かに取り組んでいて、ちゃんと頑張っていて、社会は動いていて、時間は流れているのに、自分だけ止まっているような感覚がしたからです。
だから、自分が今頑張るべきことがたしかにあって、毎日自分に果たすべきタスクや役割があるということは、とても幸せなことなのだと、あの時感じた感情から学ぶことができました。
今月末までは研修期間なのですが、来月には配属があり、そこからはきっと、辛いこととか、困難なこととか、悔しいこととか。
きっとたくさんのネガティブな感情を抱くことがあると思います。
そんな時に、24時フリータイムなのに毎日がつらかった頃の自分を振り返りながら、もう一度思い出したいのが、今日書いた学びです。
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