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「働くこと」に関する記事

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私自身の興味関心度が高い「働くこと」に関して書いた記事をまとめています(ほぼ自分用です)。
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記事一覧

たまには現実から目を逸らしてみる

今年3月まで大学院生だった私、4月1日に入社の日を迎え、ちゃんと「仕事脳」に切り替わりました。 最初は上手くスイッチを切り替えられるか心配だったけど、案外簡単に切り替わっちゃってました。 というのも実は大学院生だった頃、博士課程に進学しようかと考えたことが何度か、というか何度もありました。かなり就職と進学を迷っていたんです。 なぜ博士に進学したいと思っていたかというと、シンプルに憧れだったと思います。 学んでいたのが心理学だったので、人の心について研究して、発表して講

コンプレックスはあってもいい

突然ですが、私にはコンプレックスがあります。 …というか、逆にコンプレックスを一つももっていない人の方が少ないと思います。 私自身も、数えきれないほどのコンプレックスを持っている人間の一人なのですが、 最近、そのなかでも特に自分の中で強いと感じているコンプレックスがあります。 それは、ぶっちゃけ「学歴」です。 言い換えると卒業した大学の偏差値です。 情けない話ですが、もしもう一度人生をやり直せるとしたら、もっと真面目に勉強して、もっと偏差値の高い大学を出たかったと時

私が思う、私の会社の良いところ

私はまだ会社に入社してニ週間目です。 今のところは全然大丈夫なのですが、今後たぶん仕事がつらくなったり精神的に参ることも多々あるかと思います。 そこで、気持ちがフレッシュかつポジティブな今のうちに「私の会社の良いところ」を、改めて再確認することも目的として一度書いてみようと思います。 1. 一年目からガンガン挑戦できる たとえば「営業に出るのは3年目からだよ」みたいなリズム感で新卒社員を育てる企業もザラにある中で、一年目から、いやもっというと数ヶ月目からお客さんと接点

どうすれば働くことを楽しめるのか

先日、Threadsでこんな投稿を見かけました。 この方は朝の満員電車で痴漢されたことが理由で、この投稿をしたみたいなのですが、 今日皆さんにシェアしたいのは、この投稿ではなく、この投稿へのリプライです。 「私も毎日辞めたいと思ってるよ!」という励ましとか、「私だって、働かずに生きていけるなら働きたくないよ」という共感って、なんだか腑に落ちません。 働くことに対してネガティブな投稿に共感したり、「そうだよね」って励ますのではなく、「働くことをどうすれば楽しめるのか?」

就活の企業分析で重視してほしいこと

タイトルにある通り、今日は私が思う「就活の企業分析で重視してほしいこと」について書きます。 それはズバリ、カルチャーです。 言い換えると、組織文化や組織風土のこと。 しかしカルチャーは、業界や業種、仕事内容、福利厚生などのように形式的な項目ではないため、もちろんマイナビやリクナビのような就活サイトに企業情報として明記されていません。 そのため、その組織が持つカルチャーは、社長が話している文言だったり、説明会でちらっと垣間見える雰囲気感から、自分の力で感じとり、読み取る必

仕事ができる人は、仕事を楽しんでいる

入社して一週間目が終了しました。 感想は、驚くほどにあっという間でした。かなり情報量が多かったからか、本当に瞬きしているうちに終わったような感じ。 今はオンラインで研修を受けているのですが、来月からは対面での実践的な研修が始まるので、今のうちに予習を兼ねていろいろ本を読みながら浅くてもいいので知識を補っておきたいところです…(ちょい焦ってる)。 研修の第一週目である今週は、配属希望の部署を検討するための材料として、部長陣からの事業説明を受ける機会がありました。 その中

「仕事」を人生の中心に置きすぎていた

私は無趣味な人間であり、恋愛に対しても、世間一般の人よりあまり興味がないほうだと思います。 これまではそんな自分に対して、「自分は結構変わってるのかもしれないけど、まあ自分ってそういうタイプの人なんだろう」というくらいにしか思っていませんでした。 しかし先日あるきっかけがあり、もしかすると私はこれまで「仕事」を人生の中心に置きすぎていたのではないか?とふと思いました。 そのきっかけは、ある人から「仕事をするうえで、趣味を持つのはオススメだよ」というアドバイスをいただき、

明日、入社式を迎えます

いよいよ明日、入社式の日を迎えます。 修論を提出してからこの約一ヶ月半、特に卒業式を終えてからの二週間は本当にあっという間で、 少なくとも定年するまでは一生続くであろう社会人生活がいよいよ明日からスタートするという実感は、今もなおあまり湧いていないというのが本音のところです。 私はこれまでに、自分や仕事に対して期待しすぎていたことが原因で失敗してきた経験が何度かあるため、 明日から一会社員として働くうえで心がけておきたいこととしては、「自分と会社に期待しすぎないこと」

天職の見つけ方

私の友人の友人は保育士さんをしているのですが、その仕事を自分で「天職だ」と言っていたそうです。 自分で自分が今取り組んでいる仕事を「天職だ」と言えるなんて、とてもうらやましいと思いますし、何よりすごいことですよね。 そこで今日は、「天職ってどうすれば見つけられるんだろう?」というテーマで書いてみたいと思います。 先日から何度かご紹介している以下の本には、 と書かれていました。簡単にいうとクセのようなものが、「得意なこと」だということです。 これをふまえて私は、じゃあ

ついに、やりたいことが見つかりました

これまで散々「やりたいことがわからない」と書いてきた私、ついにやりたいことが見つかったかもしれません。 めちゃくちゃベタだけど、この本をきっかけにして見つけることができました。 やりたいことが見つからないと、これまで3年ほど悩んできたので、これは本当に目から鱗。この本がいかに体形立てて書かれているかがわかります。 ざっくり言うと、この本では のかけ算から、「やりたいこと」が見つかるとされています。 たとえば私は、 でした。 そしてWhy(大事な価値観)については

「先生」というお仕事の楽しさ

私は来春から、普通に民間企業の正社員として就職する予定なのですが、もし自分の身体が2つあったとしたら、一度はやってみたいなと思うのが「先生」というお仕事です。 というのも、私は今現在個別指導塾で講師のアルバイトをしていて、それがすごく楽しいと感じるからです。 しかし、その楽しさを言語化するのは難しいのですが、がんばって書いてみたいと思います。 私は今、合計4人の生徒に英語を教えているのですが、その中の一人に、中3の男の子がいます。 その子はレベル感でいうと、中3のこの

人生楽しそうな人たちの共通点

私には、「人生楽しそうだなあ」と常々思う人たちがいます。 それは、大学の先生方です。 まあ大学の先生方のお仕事は「自分が興味関心のあることについて研究すること」なので、そもそも“仕事が自己目的化しやすい”という点が、その職業柄特徴としてあると思います。 つまり言いかえると、もし仮に報酬が得られなかったとしても、先生方にとって研究は、自ら内発的に取り組みたいと思えることだということ。 じゃあ逆に、“仕事が自己目的化していない状態”ってどういう状態なのか。 これはたぶん誰

学んでて「おもろい」と思えることの尊さ

私は個人的に、行動主義、認知主義、構成主義という3つの学習観について学ぶことが好きで、これだけは学んでいて「おもろい」と感じ、ワクワクできるのですが、 もちろん、どんな分野の何を学んでいてもワクワクできるわけではなく、むしろ、「おもんな」「退屈」「学ぶことの意味がわからない」と感じることの方が多いです。 そのため自己評価では、「自分は勉強が嫌いだ」と思っています。 でもきっと、ほとんどの人が私と同じような感じなのではないでしょうか。 一方で、人は学ぶことに対して、そう

会社が世の中のすべてじゃない

私は来春から再び社会人として働く予定なのですが、今後もずっと大切にしたい考え方の一つに、「会社が世の中のすべてじゃない」というのがあります。 会社員になると、最低でも一週間に8時間 × 5日という長い時間を会社という組織に属して過ごすわけで。そうなってくると、「もはや家以上に会社にいるのではないか?」という気さえしてきます。 そこで陥りがちなのが、「仕事って面白くない」とか、「私って仕事ができないんだ」とか、「私って会社員向いてないのかな」とか。仕事や自分自身に対して何か