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ある日、突然訪れる親の介護、起業家の皆さん、ちゃんと準備はできていますか?

親の介護、と言うと、
「いや、まだうちの親
若いから・・・」
と、思っていませんか?
実は、私もそうでした。

仕事では、
とあるプロジェクトで
東京のホテル暮らし・・
それなりに充実していて、
そんな未来が来るなんて、
考えてもいませんでした。
当然、
心の準備さえありません。

でも、
ある日突然、
母から電話。
父が癌で倒れて、
どうして良いかわからない
と、パニックになり、
途方に暮れた様子。

なぜかと言うと、
母は、先天的な心臓病で、
医師から、「20歳まで生きられない」
と言われた身。

当然、
父より先に死ぬ覚悟が
あったと思う。

ところが、
予想に反して、
父が先に?????
いや、
順序もだけど、

私にしてみれば、
なんで、そんなに早く???
同級生の親はみんなピンピン
元気にしてるのに、、、
と言う言葉が頭の中を駆け巡る状態。

しかも、
肝心の、
そばにいて面倒見るべき母親は、
持病とバニックで、
父の面倒を見るどころではない。
それが、
私の介護生活のスタートでした。

そう、親の年齢なんて、
なんの保証にもなりません。

まさに、
介護は突然やってくる
のです。

親が元気な今だからこそ、
事前の準備が、
冷静に落ち着いた状態で
できるのです。

で、私はどうしたかと言うと、
結局、
やりがいのあった仕事を
辞めざるを得ませんでした。

今でこそ、
介護休暇も一定日数ありますが、
それくらいでは追いつきません。

子育てと違って、
介護は、
いつまで続くか読めません。
また、
いつ
急激に悪くなるかも分かりません。

今は、少子化の時代。
子供が一人っ子なら、
一人で、二人の親の面倒
を見なければなりません。

そして、
親が、
順番に病気になる
とは限らないのです。

どう言うことかと言うと、
親が、ほぼ同時に病気になる
と言うことだってあり得る
と言うことです。

これは、
結婚していれば大丈夫、
と言うことではありません。
少子化社会では、
夫婦2人で、4人の親の面倒を看る
と言うことです。

そして、
それが、
同時に起こったら・・・

介護・看護は、
女性が面倒を見る
と言う場合が圧倒的です。
女性の負担は計り知れません。

「起業してるから、
時間を自由に使えるから
大丈夫」
と言うあなた。
病院や施設は、
夫婦で入れてくれる
とは限りません。

また、ご主人のご両親と、
自分の両親の4人が
同じ病院や施設にいる
なんてことは、
あり得ないですよね。

そうなんです。
いくら、起業して、
時間調整ができると言っても、
最悪、4カ所の施設を
回らないといけない事になります。

いや、
うちは妹や弟もいるし
と言うあなた。
親の介護と言うものは、
多くの場合、誰か1人が
引き受ける事になるのです。

それは、
親が、
「きっと、この子が面倒見てくれる」
と期待してきた子供とは違う子供
と言う場合がほとんどです。

結局、
折り合いが悪かった子供が
面倒見てる場合がほとんどなんです。
つまり、
親は、
自分の子供を見る目がない
と言う事ですね。

親だって、
「親教育」を受けてないので
間違ったって仕方ありません。

また、介護に限って、
ご主人は当てにしない方が
良いでしょう。

そして、
ご主人の親の面倒を見ている時に
自分の親が癌になったりします。

そうなると、
大事に育ててくれた自分の親が、
どんなにか不安な日々を
送っているかと、身を切られ、
毎日、母親に「ごめんね」をつぶやきながら、
姑を介護する事に。

そして、
孤独と不安と寂しさの中で、
娘にも看取られず
自分の親が先に逝ってしまう。
そんな、
不幸で辛い思いをした娘さんは
全国にいっぱいいます。

あなたが
そうなってはいけない。
そうならないために、
今、考えないといけないのです。

今だったら、
✅どの施設は夫婦で入れてくれるか、
✅自分の両親も一緒に入れるか、
✅病気でも看護師が常駐しているか、
✅隣接する病院はあるか、
✅認知症になっても追い出されないか
など、
じっくり調べることもできます。

また、
✅どんな病気にどの病院がいいのか
✅費用はどれくらいかかるのか
✅4人の親にかかる費用
✅どれ位まで仕事をセーブできるか
✅自分が直接働かなくても、代わりに
 動いてくれるシステムづくりの構築
✅それをいつまでに作るのか
✅自宅で診るなら地域包括センターや
 往診医、訪問看護、デイケアなどの
  サポート体制の下調べ
✅親の介護の時に、所得保証してくれ
  る保険などにも加入
✅もしもの時の終末医療の希望を
 聞いておけるのも、親が元気な時だからこそ

いくら準備しても
完璧と言うことはありませんが、
「いつでも来い」と言える
状態になったらokとします !!!

安心できる事前対策があれば、
いざとなっても慌てないし、
「どうしよう」と不安になったり
ストレスを感じることも減ります。

さらに、
介護のせいで人生狂った
と恨めしく思うこともなくなります。

そうなんです。
こう言う準備をしておくことは
結局は、
ご自身のためなのです。

ぜひ、
資料請求とか、見学とか、
少しずつでもいいので
始めて見てください。
必ず訪れる親の介護問題、
事前準備は、
きっと、
あなたの役に立ってくれるはずです。

©️2023 ようてんとなーたん


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