新型コロナ【嫌いな言葉】某先生のtwi引用 ※日記です

 私の好きな某先生が、covid-19に関連する【嫌いな言葉】を発表していたので、私の所感とともに紹介してみたいと思います。(誰得)


◆ 新型コロナ・新型コロナウイルス

 この言葉を好きな人は居ないでしょうね。色々と面倒を強いられるようになった元凶ともいうべき、最も嫌悪すべき存在。たしかにもう3年目なので新型と言うにはちと古い気が。
 ちなみに私が文面で「新型コロナ」を使わない理由は、呼称としては文面では正式なものを使いたかったのと、「どうせ長く続くだろう」という諦めから来ております。


◆ mRNAワクチン

 mRNAワクチン自体は何年も前から研究されてきたとても有益な技術だと認識していますので、mRNAワクチンという言葉自体には特に何も感じません。しかし、SARS-CoV-2用に作られたこのワクチンがSタンパク質をターゲットにした抗体を大量に産生することについては、素人ながらに少々疑問をいだいております。(Nタンパク質をターゲットにしなかったのは大正解だったようですが)


◆ これからはウィズコロナ

 SARS-CoV-2と同じ受容体のヒトコロナウイルスであるHCoV-NL63(同定年は2004年)は、800年以上前から君臨するとされていますので、「ウィズコロナは昔から」というのは正しいですね。
 ただし、HCoV-NL63よりも侵入や複製が早く、大量曝露すると健康体でも死に至るということがあるため、「SARS-CoV-2との同居策」は必要だとは思います。(まぁ日本では皆さんとっくに各自対策を実施して、普通の生活を楽しんでいる人が大半ですが)


◆ 感染力

 実際世界各国では「統計」による感染力の調査がメインとなっており、実験においては、せいぜい試験管の中やマウスでの実験までしかできていないという状態なわけで、この先も人体を用いての感染力の実験などできるはずもないので、「感染力」の定義は難しいですね。ケース設定が甘い統計は意味がないですし、そもそも「○○しなかった未来」は見ることが出来ないので正式に比較もできません。
 まぁ、エアロゾルを介して感染が広がる感染症では「感染力が高い」のは当然のようにも思えますけど。


◆ コロナ後遺症

 コロナ後遺症の中には「実際にウイルスが悪さする後遺症」「ウイルスに壊された免疫が悪さする後遺症」の2種類があります。免疫が壊されると、うまく調整できないウチはずっと自己免疫疾患等の後遺症に悩まされることになります。また、ウイルスに壊された心血管や脳血管により、心不全や脳卒中だけでなく、ブレインフォグ等の厄介な症状が出るので要注意ですね。
 従来の風邪でも後遺症はあったと思いますが、covid-19では後遺症の発症がやたら多いなと感じており、身の回りでも何人かが後遺症に苦しんでいました。covid-19の面倒臭さがここに現れていますね。


◆ デルタ株・オミクロン株(等の「株」)

 専門の方からすると、こういうところが気になってしまうというのは、ものすごくよくわかります。(私も某技術系の専門家なので)
 TV等でド素人のコメンテーターさんがこういった単語を誤って使用すると、専門家的にはイラっとしますね。
 ※ 私はウイルスの株には興味ありませんのでこの辺で。


◆ 新しい生活様式

 たしかに死語になっていますね。私はこの政策が発表された時点で「あぁ、こりゃ終わらんな」と、終息をとっとと諦めて、「自分なりに他所様に移さない努力」に切り替えて、従来どおり普通に生活しています。
 なお、私の複数の知人の飲食店では「新しい生活様式」を少々緩めた施策を早期から今もずっと徹底しています。当然この先もずっと続けるつもりとのこと。「大きな飛沫を店内空間に飛ばさない・残さない」が主な施策で、従業員のマスクと店内の強制換気を実施しています。


◆ ソーシャルディスタンス

 「社会的距離」確かに変な単語ですね。「横文字にすることで若者に定着を」といった、(意味のない)意図がうっすら読み取れますが、他人との距離感が近すぎるのが苦手な私にとっては丁度よい施策だったのかも知れないなと思ったり。


◆ オーバーシュート

 金融用語ですかね。この言葉を聞くと小池都知事の顔が浮かぶほど彼女しか(TVで)話していなかったような。
 過剰な感染爆発状態を指したいということなのでしょうが、過剰に恐怖を煽るのは良くないと思います。過剰に煽ると逆張り意見が強く出るのが世の常ですので。


◆ 無料PCR

 これには激しく同意です。PCR検査や抗原検査はその検体にウイルスが居なかったことを証明できるだけで、感染していないことの証明にはなりません。
 経済を回すための施策を遂行するためのおまけ施策という認識ではありますが、それなら安価な「抗原検査一択でしょう」と思っていました。PCRの方が安いといった(阿呆な)投稿を以前見かけましたが、それってキットだけの価格の話で、人件費とか技術費とか機器費用とか完全に無視してますよね。
 どうせ感染症対策のために税金を費やすなら、国民の民度を上げていけるような政策で行きたいところですね。


◆ ステイホーム

 この言葉も小池都知事の顔が浮かびますね。ステイホームは、できれば感染拡大防止策をとれない人だけでお願いしたいものです。「感染媒体にならない」ためには家に居ることで目的達成できますが、社会や経済の犠牲が大きすぎます。言語特性やマスク習慣などにより空間飛沫量の少ない日本では自粛し過ぎは過剰と思っています。
 普通の心優しい紳士淑女たちは、ステイホームではなく、「他所様に移さない行動」を以って経済を回していますよ。


◆ 人流

 人流。人の流れを指す単語でしょうか。
 例えば自分が団体や会社等、なにかの代表だったとして、そのコロニーの中で妙な新興感染症が大流行していたらどうしますか?私なら「まず人の動きを止める」という施策を施します。「人流抑制」というやつです。そして、正体がわかってきたら実効性の高い感染拡大防止策を実施します。
 何が言いたいかというと、国の施策として、「流行初期は人流抑制で大正解」だったと思うのです。いまだに「人流がー」と言っている政治家や行政機関はありませんし、死語のようなものでしょうか。

 

◆ 東京アラート

 東京アラート、大阪アラート、懐かしいですね。あのころ医療は猛烈に逼迫しており、実際に多くの死者を出しました。
 感染症の流行初期で「民衆に恐れてもらう」のはある程度有効だと私は考えていますが、恐怖を煽ることで逆効果になってしまう人も多くいらっしゃるというのも事実で、「コロナはただの風邪」や「コロナなんて無い」が大流行したのもこの頃だったと認識しています。現実に蓋をして、健康弱者をバカにして、「反社会的な俺かっこいい」的な人が一定数居るんですよね。
 他所様に気を遣いつつ経済を回す人の方が断然かっこいいと私は思います。


◆ 副反応

 ワクチンの副反応のことでしょうか。実際私も2回目接種後に妙な血管症状を体験しており、このワクチンが何らか「血管に障害をもたらす可能性」があるのかもと妄想していたりします。血管に同時かつ大量にワクチンが移行すれば、血管もしくは行き着いた先の臓器で免疫による集中攻撃を受けるわけですから、当然と言えば当然かも知れませんが。
 実際は感染による症状の方がよほど辛いし、後遺症もワクチンどころではない数の方々が罹患しているようで、大量曝露にはやはり気をつけたほうが良さそうです。



◆ まとめ

 盆休みで遊び呆けすぎてしまい、記事ネタも特に無いので、某先生のツイートを引用させていただきました。

 コロナ禍で、世の中いろんな怒りが渦巻いていますが、なるべく温厚に生きたいと思っています。相手の環境や立場など、様々な相手の状況を想像して、極力怒りをぶつけることの無いよう過ごしたいところ。

 色々な環境を理解できる教養だけでなく、相手を思いやれる想像力を持って、他所様に優しい日本らしい生活をこれからも送れますように。
 


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追記
昼間っから酔っ払って書いたため、ちょいちょい校正しました。
小見出しつけたのに目次忘れるとか阿呆かと。
少々否定的な記事になってしまいましたが、宮沢先生の2020.3.28の連続ツイートは未だに全推しです。


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