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新型コロナ【曝露量vs免疫力次第】眼の前の人を守れていますか?

 最近は日記だらけだったので久々に通常投稿を。(違いがわからん)

(違いはたぶんトップ画の有無)

 なお、本記事のトップ画は、私がコロナ禍初期から訴えている「感染症は曝露量vs免疫力次第」を表しています。(いらすとやさんからのパクリ画像ですが)

 covid-19においてもウイルス曝露量を減らせば「ただの風邪」に近づくのは間違いないのですが、そもそも流行期は排出する側を少しでも抑えることがベター。かと言って実際のところ、行動制限では排出する人間個人のコントロールは難しく、理想論ではありますが、なるべく多くの人が「他所様を守る」というスタンスで過ごすことが重要だと思います。



 covid-19が流行しだしてから早くも2年半が経過しました。最初は大騒ぎだったこの感染症も今ではそれなりに姿が見えてきて、どう共存していくかの答えはすでに出ているように思います。


健康な生活を送り、 
大量曝露に注意し、
 他所様に気を遣う。


 そう、これこそがcovid-19との共存手段に他ならないと、私は考えています。全員コレできていれば行動制限なんて一切要らないはず。(できていないからアカンけど)

 そして、covid-19は「曝露量が少なければただの風邪、曝露量に免疫が追いつかないと一気に重症化」という厄介な特性を持つことも理解した方が良いと思います。ただの風邪と考えている人も、感染に恐れおののいている人も、この感染症の特異性は知っておくべきかと。


 SARS-CoV-2とこれまでのコロナ系ウイルスとの最大の違いは「細胞侵入速度」と「複製速度」とのことです。SARSを引き起こしたSARS-CoV(1型)はSARS-CoV-2よりも侵入と複製が遅いことがわかっていますが、1型は毒性が高く、短期間に多くの死者を出しました。また、1型は重症化しやすかったことから、感染者が動き回ることはなく、そこら中に撒き散らすことはありませんでした。この特性ゆえ、SARS-CoV-2と同じ受容体であるにも関わらず、SARS-CoV-1はほぼ終息することが出来ました。
 そして800年以上前から君臨するとされるヒトコロナウイルスであるHCoV-NL63(同定年は2004年)は重症化率が低く、変異を繰り返しつつ今も蔓延っています。
 ACE2を受容体とするこれらの既存コロナ系ウイルス(参考資料pdf)を適度に複合した性質を持つSARS-CoV-2は、1型よりも重症化しにくいことから伝播しやすくなっており、一般的に蔓延る「ただの風邪(HCoV-N63)」との大きな違いは「増殖が速く重症化しやすい」ということになります。つまりSARS-CoV-2は、伝播が早く、弱者に到達すると重症化するウイルスということ。
 covid-19が「厄介な感染症」と言われるのはこのためです。

出典:私の妄想

 こういった特異性を説明せず、弱者を守る手法も明確にせず、「ただの風邪」と言っている方は、たとえ専門家であれ信用に値しませんのでご注意を。

 各個人の免疫力を測る方法はありません。ウイルス曝露量(食らった量)を計測する手段もありません。
 基礎疾患のある方はわかりやすい弱者ですが、それだけではないということを知っておくべき。寝不足等で自然免疫がうまく機能していない人や、不意に大量曝露してしまった人は、健康体であれ重症化の危険性があるということを忘れてはいけません。
 つまり、健康な生活を送り、弱者の大量曝露を未然に防ぐことで、初めて「covid-19は(健康体にとっては)ただの風邪」と言うことができるのだと考えます。


 私は年齢の割に健康診断オールAという超健康体なので、大量曝露さえしなければ、ほぼほぼただの風邪としてやり過ごすことができるはずです。でもこの風邪のように容易に伝播するウイルスは、超健康体である私の舌から分離した粘膜上皮細胞でも増殖する可能性があります。SARS-CoV-2はそういうウイルスなんです。なので、目の前の相手に不意に曝露させてしまったら酷い目に遭わせてしまうかもしれません。
 私がコロナ禍初期から「他所様に気を遣おう」と訴えている理由がここにあります。


健康な生活を送り、 
大量曝露に注意し、
 他所様に気を遣う。


 さあ、民度上げて行きましょう。


 念のため、covid-19を恐れている方のために、大量曝露しない方法をざっくり書いておきます。(偉そうに)

・閉鎖空間で深呼吸しない(さっきそこで誰かくしゃみしたかもよ)
・閉鎖空間ではマスクの隙間を塞ぐ(隙間があると空気はフィルターを避けて全て隙間を行き来します)
・上記について、エレベーターやトイレ個室等の閉所も要注意
・ガヤガヤしている空間での滞在は30分以内で済ます(曝露量蓄積防止)
・マスクできない人と至近距離で話す時は伊達でもいいのでメガネ着用(結膜にツバ食らうと重症化や血管症状への近道)
・キスは特定の相手だけ(まぁ普通はそうですよね)

出典:私の妄想

 また、ある程度曝露しても受容体との結合や増殖を阻害(in vitro)してくれる成分は存在しますし、たとえウイルスが血管内で免疫暴走を促したとしても、免疫を正常化して暴走を抑えてくれる成分も大昔から研究されています。日本人なら皆さん食事からある程度は摂れているはず。(それが何かはここでは書きませんが)

 ということで、健康な方々は(弱者を守る感覚で)他所様を気遣いながら普通に生活し、可能な範囲でがっつり経済活動に励みましょう



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