見出し画像

辻に立つ

平安時代の末期。
貴族文化から武家文化へと移り変わる、時代の転換点。
その頃に起こった数々の揺動と、神々の運び。

その中に、みちのくの
一人の巫女の
物語もただ 点 とあって。
 
 
数多の歴史のなかで
これまで、隠される必要があって 隠されてきたもの
普遍的な宇宙の理(システム)
しかし人にとっては
未知とされてきたもの
が、今を生きる人々に
あまねく開かれていく
時がきているのだと、感じています。

それらは主に「巫女」という存在
太古から、地球と共に在り
鉱物のちから、薬草の叡智を借りて
人々を癒し、人々に教え
霊脈を辿り、星を読み
天と地と、人とを繋いできた存在が
これからの時代を、再び導いていく。
牽引していく。
 
自由と、
真ん中から溢れ出る
まことの愛のもとに。
この地球(ほし)を
「自然」に戻すために。
 
 
太陽と月の入れかわり。
あらゆる「境」 そのときに。

これからの時代に繋いでいく
これまで隠されてきた歴史の物語。

口伝だからこそ、伝承されてきたもの。
(物語は生きもののようにうねり、時代と共に、すがたかたちを変えて)

社会的に敗者・弱者とされてきた者たちに
寄り添う、より 沿う

それは、真っ直ぐな祈りと
信じる心のあればこそ。

東北地方のことを云う
「みちのく」は、道の奥 未知のくに。
 


 
 
東北の歴史を東北に縁のある者が
語り伝えることに、意味がある と
胸が熱くなりました。

 
2024年5月3日(金)
「名取老女研究会のちょっとまじめな歴史話」に参加して。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?