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四畳半神話大系


こんにちは。

家にいる時間が長いと考え事をする時間が増えて
なんとなく、久しぶりに自分と向き合えているような気がします。

でもやっぱりこうも時間がありすぎると悶々としてしまうもので

家から出られない
何かやりたいしやらないといけないけどやる気はない
いややる気はある
みたいな(笑)結局だらけているだけなのですが(笑)

" これは四畳半だね "

そう友人が言ったのを聞いて
あああ確かに!とすぐに本棚から取り出してきました


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四畳半神話体系 / 森見登美彦

バラ色のキャンパスライフを夢見たはずが
見るに堪えない大学3回の春を迎えた四畳半に住む主人公
1回生の春に戻り4つの並行世界で繰り広げられる
京都を舞台にしたリアルで奇想天外な滅法おかしい青春ストーリー


主人公は自分の無益な学生生活にうんざりしているものの
登場する人物たちはみんな愉快で魅力的で
個人的にはこんな学生生活を送りたかったなあ

森見さんのお話を読んでいると大好きな人たちと自由に
おもしろく過ごすことが一番だと思えるし
一層京都が好きになります。
独特な世界観と言葉選びがドストライクというか
もう本当にどっぷりなので将来は出町柳で暮らすことが夢です。

昔は四畳半で実際に暮らせるのかと思っていましたが、
実は今私が住んでいる場所もなかなかに窮屈で
よく見たらそんなに変わらないんじゃないの…と(笑)

でも昔から狭い場所って割と嫌いではなくて
秘密基地感があってなんだか落ち着くんですよね


写真のブックカバーは京都の月と六ペンスさんというお店のものです。

こちらも大好きなお店で、恐ろしいほど読書がはかどります

オリジナルのブックカバーは何種類かから選べて、まさかのテイクフリー
コクのあるコーヒーと珍しい格好をしたフルーツサンドがオススメです。


ちなみにお話に出てくる猫ラーメンは少し前にお店をたたまれたそうで
うかがえず仕舞いになったことがとても惜しい

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夏になったら下鴨の古本市へ行きたいし
涼しい喫茶店で待ち合わせをしたり
夜の街で美味しいお酒を飲み歩きたい!

時間があるうちに読み耽ります◎


五月八日 金曜日

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