黄色い線上を渡り歩く。

その映画の主人公は
愛ゆえに愛する者と引き換えに世界を犠牲にした。
そんな映画を見ている僕らも犠牲にしたんだろうか。

じゃあ
この世界を作った何者かは
愛する者がいたのかな。

孤独な心を癒してくれる誰かがいたのかな。
生きる理由があったのかな。

愛ゆえにこの世界に終わりがあるならまあいいか。

映画の帰り道
3番線の黄色い線の外側で
僕はまばゆい光を見て考える。

あと少し愛が見たいからと
黄色い線を越えた。

明日は何の映画見ようかな。
音楽1日聴くのもいいな。

然有琉 湊(さあり みなと)

<あととがきー<
愛に関する映画見たから
少し思って考えたことと創作を交えて書きました。

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