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人生の踊り場で取り組むべきこと(5つの架空の人生)

「人生の踊り場」ってありますよね。登っているときは周りを見る余裕はあまりないけども、ひと段落ついた時、「はて、これからどうしよう」と。

とても分かりやすいのは、定年退職した時や、子供が育って子育てから手が離れた時。仕事で言えば、今の仕事から次のステップに行く転職や独立など、人生の転機の前に訪れる自分を見つめなおすタイミングの時のことです。

僕でいえば、文系大学の付属高校にいた時にそのまま進学するか理系を選ぶか悩んだとき、大学院にいる時に研究を続けるか就職するか悩んだとき、1社目のIT企業から転職するとき、そして、独立に向けて準備している今です。

そんな時に参考になるのが、以下の書籍です。

この本の中で、「5つの架空の人生」という節があります。自分が思う別の人生を5つ上げて、タイトルをつける。そして、そのうちの1つを選び、それに今の人生を少しだけ近づける。というものです。

うん。なかなか面白い。

昔の夢から作った、僕の5つの架空の人生は以下の通りです。

1)大学を卒業した時に、リクルートに入社し起業家の道を歩む。

2)高校からデザインを専攻し、工業デザイナーを目指す。

3)スポーツメンタルを学び、メンタル面からスポーツビジネスに関わる

4)予備校講師になり、分かりやすい授業と面白い人生話を生徒に提供する

5)ITコンサルタントになり、企業や社会の仕組みを分類・整理しシステム実装する

ふーむ。自分を内省するのは、やはり面白いですね。今回はそれぞれ近づく術を考えてみます。

1)今、独立を目指しているので、既に近づこうとしていました。受かるかどうかは別として新卒の時にリクルートやキーエンスを経て独立と、若い僕は甘酸っぱい妄想もしていましたが、まずは固く技術力がつく会社とメーカーに行きました。そして現在に至るので、結局は遠回りだったのかもしれません。

2)工業デザイナーになるのは不可能ですが、自分の好きなデザインを集めたサイトなどは作ることができるかもしれません。工業デザイナーという仕事を意識したのはだいぶ大人になってからだったので、その時点でジ・エンドですね。

3)スポーツメンタルは自分のテニスのために書籍を読んでますが、プレーヤーとしてはアマチュアもいいところです。メンタルの知識と技術を研鑽して自分で試せば、アマチュア向けのスポーツメンタルサポートならば、できることがあるかも・・・?ちょっと不明。

4)予備校講師には興味が薄れてしまいましたが、セミナーを主催して何をかをお話しすることはできるかもしれません。

5)ITコンサルタントにはなれませんでしたが、回り回って大規模Webサービスのシステム企画は何本も行ったので、ある意味これはクリアしてもう未練はないですね。。(超大変でした・・笑)

と、ちょっと頑張って立派な過去の夢をピックアップしましたが、もっとしょーもないものも沢山思い出せて、わくわくしました。

架空の人生を作る、それに少しづつ近づけるというのは、人生の踊り場で悩んで苦しくなったときに、ただ、やりたいことを探すより、楽しく前向きにできるので効果的なアプローチかもしれません。

本日の記事作成時間:約40分

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