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FUWAN CHOCOLATE-フーワンチョコレート 炭焙烏龍茶 台湾カカオ 62%-

 フーワンチョコレートは台湾のクラフトチョコレートメーカーです。使用するカカオ豆は台湾原産、使用される食材も台湾産のものだそう。烏龍茶をはじめ、お茶を使ったシリーズが以前から気になっていました。初めてのメーカーです。

炭焙烏龍茶 台湾カカオ 62% ツヤのある濃茶色のタブレットからは、芳ばしい茶葉と炭焼きの煙を帯びた香りがします。じんわりした落ち着きのあるカカオの味わいを感じたあと、烏龍茶の甘さが口のなかに広がります。これは何かに似ている、と記憶をたどって思い出したのは、、ずっと昔に店(両親の喫茶店)でUCCからお中元として貰っていた抹茶飴です。茶の濃い味わいと、しっかりとしてキレのいい甘さ。
しばらくすると、昆布のうまみのきいた炊き込みご飯のふっくら感と、おこげのこうばしさ、終盤にはラムネのつんとした甘さが感じられました。

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 ふだん飴なんて食べないんだけど、あの抹茶の飴は好きでした。余計な味がしなくて、抹茶の風味がしっかりと感じられる味が懐かしい。

山吹色のパッケージ

 今回のこの烏龍茶を使ったチョコレート、とてもおいしいです。
 スーパーマーケットやコンビニで手に入るチョコレート(またはチョコレート菓子)のなかで、お茶のフレーバーなんかもよくあるわけですが、目的が違っていてそれぞれにたのしみ方があるとおもいます。
 こういったビーントゥバー、クラフトチョコレートにおいては、カカオの風味と使用する食材(この場合烏龍茶)のもつ可能性を感じて、それは作り手の表現のひとつですね。
 一方で、大手メーカーが作り出すお菓子は安価だし手に入りやすいし、そのぶん品質というか、高価で厳選された材料が使われているわけではありません。だけど、当然こちらもたくさんの試行錯誤の末にできた商品なわけです。
 たまにドキュメンタリー番組なんかで大手メーカーの食品開発の現場が垣間見られたりしますよね。現場を見ると、関わっている人たちもすごく多いし、なんだかものすごそう。売れる商品であったり、おいしい商品、消費者に飽きさせないものを世に出すためのたくさんの工夫があるのを知ると、原材料だけで判断するのはよくないなと思うし、やはりちょっと食べてみたくなったりもしますね。

 なんだか話がずれちゃいました。
 フーワンチョコレートのチョコレートを食べるのは初めてでした。初めてって、いくつになってもいいものですね。

 

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