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PACARI-Raw ロー 70%-

 エクアドルのチョコレートブランド『PACARI(パカリ)』はTree to Barといって、カカオの木からチョコレートの製造工程までを一貫しておこなっているメーカーということで、ここのチョコレートは2つ目です。

 ローチョコレートのロー(raw)とは生という意味でローフードというものですね。カカオに含まれる栄養成分の中には熱に弱い成分もあり、その栄養成分をより多く残せる製法ということです。(ごく簡単に説明すると、基本的な製法ではカカオ豆は収穫、発酵、乾燥、焙炒という過程をとります)

 ローチョコレートはおいしくないという声も聞きますが、食べてみないことにはわかりません。

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ロー 70% 香りは苦みを含んでいて、ハーブや薬草、ピーマンや春野菜を連想しました。口に含むと、煎りたてのコーヒーの香ばしさ、酸味を抑えたブレンドコーヒーのようです(つまり私の好きな味わい)。その中にピーカンナッツのコクと甘み。終盤にはデコポンの甘酸っぱいフルーツ感が出てきて、口の中に甜菜糖の甘みが残ります。
口どけは軽く滑らかで、みずみずしい。

 とってもおいしいチョコレートでした。ローチョコレートはこれが初めてなので、また他に見つけたら食べてみたいと思います。どちらかというとビーントゥバーのものより、オーガニックチョコレート方面で見かける気がします。10月を過ぎたので、オーガニックチョコレートもそっち方面のショップで取り扱いが始まりますね。ビーントゥバーに傾いてきて、オーガニックチョコレートを手にする機会が減りましたが、チェックするのは大好きなのでチョコレート売り場は見逃しません。

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 こちら(長崎)はまだまだ蒸し暑い日が続いていて、日中は30℃を超えます。残暑もいいところ、すごく消耗しちゃいます。

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