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THEO&PHILO-テオアンドフィロ ブラックセサミ&ナッツとバラココーヒー-
チョコレートの記事がぜんぜん消化できていません。
テオアンドフィロ・アルチザンチョコレートはフィリピンのビーントゥバーチョコレートメーカーです。こちらのチョコレートは、フィリピンで収穫されたカカオ豆と、土地の素材で作られるのだそうです。
フィリピンというと、キリスト教の歴史において日本ともわりと関りがあって、そのあたりのことも書いてみたいとおもいつつ、なかなか果たせずにいます。うう。
テオアンドフィロのチョコレート、今日は2種まとめて書いていきます。
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ダークチョコレート ブラックセサミ&ナッツ 香りは金銭餅(*)の香ばしい胡麻、ビスケット、柔らかな茶葉などのイメージです。
味わいも、初めは煎り胡麻の香ばしさ、ざくざくとしたナッツの食感はココナッツフレークみたいに軽く、層を感じる歯ざわり。ダークチョコレートのなかには控えめな甘さを感じ、それでもナッツと胡麻のおかげで軽やかなおいしさに仕上がっています。
ナッツはカシューナッツと、フィリピンではポピュラーなピリナッツというものの2種を合わせてあり、ミルクのようなコクがあります。
(*)金銭餅は胡麻たっぷりの中華菓子です。
仕事上でちょっと交流のあったフィリピン。数回来日した、あるご家族は自家農園をもっているらしく、そこで収穫したといって、ナッツやコーヒーの生豆をいただいたことがありました。その中にこのピリナッツがあって、そのときに初めて食べたんですが、癖がなく、ナッツ類のなかでは軽さがあると感じました。ココナッツのような繊維質のある食感はピリナッツがもつ特徴のひとつだとおもいます。
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ミルクチョコレート バラココーヒー タブレットを割ると、挽いたコーヒー豆や、乾いた柔らかい木の香り、ティーツリーの精油みたいなすっとした香りを感じました。
口に含んだ最初の印象は、マドレーヌを食べながら飲むコーヒー。こっくりしたバターミルクの味わいがあって、アーモンドガナッシュやカスタードプリンの風味を捉えました。アフターには炭焼きコーヒーのスモーキーさ。口どけには、黒糖みたいなざらりとした粒子と、油脂感を感じました。
コーヒーフレイバーのお菓子、いろいろありますよね。アイスクリームやケーキなどといったものも多いし、変わったところでは羊羹とか、八つ橋(かりかりのほう)なんかでしょうか。コーヒーフレイバーのものはどうしたって手にとってしまうのです。
このチョコレートはコーヒーの風味の主張が強すぎず、でもしっかりとコーヒー感があって、好ましい。
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どのパッケージも見入ってしまう美しさです。(蝶ってわりとにがてなんですけどね)
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