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すきなお菓子について考える②

 しばらく前に書いたこの記事。

 今日はその続きを書いてみたいと思います。

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松貴堂(長崎市)/みかさ(どら焼き)

 これ、見えますか? 白あんなんですが、手亡豆ではなくて白小豆なんです。珍しいですよね。姉の友人で関東出身の方が、あの超有名なうさぎやさんのどら焼きよりも好きだと言ったらしいです。私はうさぎやさんのを食べたことはないですが、おすすめできるおいしさです。

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松貴堂(長崎市)/ダックワーズ

 ここは和菓子と洋菓子を扱うお店なので、生ケーキやこういった焼菓子も豊富に揃えています。ダックワーズなどのメレンゲ菓子を、特別に好きだと思ったことはないのですが、この店のこれは前のめりになっておすすめしたい一品。よく見る小判型のものよりもいくぶんふっくらとした形をしていて、アーモンドプードルをたっぷり使用した生地は、さっくりして香ばしいです。メレンゲ菓子特有の、ニチっとしたところが少なく、香ばしさが身上です。画像のキャラメルと、キャラメルショコラの2種があります。

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BERGE ケーキショップベルジュ(長崎市滑石)/サブレ・オ・シトロン

 Pがカヌレを気に入って、食べたいというので先日再訪しました。これはひと口もらいましたが、さっぱり爽やかなレモンの風味がして、さくさくの軽い食感のおいしいサブレ。大きいんですよ。手をいっぱいに広げたくらいの大きさです。

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BERGE ケーキショップベルジュ(長崎市滑石)/ムラングシャンティ

 メレンゲ菓子はそんなに…などと言っておきながら、こちらは私が選んだものです。デコレーションしたマカロンのような見た目に惹かれたんです。
 この見た目から、フォークを入れるとすべてがバラバラになりそうだけど、そうならない優秀なお菓子でした。生地もクリームもおいしい。ムラング(メレンゲ)の部分は、ちょっとだけ甘さがきついように感じました。

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Baretpain バレパン(長崎市江戸町のワインバー)/栗のガトーバスク

 栗という文字を見たら、食べてみたくなります。このガトーバスクというお菓子、調べてみたらカスタードクリームをサンドしたものがもとのレシピのようです。カスタードすき! カスタードのものを食べてみたいです。こちらの栗のガトーバスクも、おいしかったです。季節で変わるのか、今はレモンのガトーバスクが店頭に並んでいるよう。

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 以前はマカロンにも興味がなく、そのサイズと値段もあって食わず嫌いをしていました。数年前に、お土産にとラデュレのマカロンをいただいて食べて、そのおいしさに呆然となり、それからマカロンを見る目が変わります。
 写真はないのですが、一昨年行った東京でル・ショコラ・アランデュカスとジャン=ポール・エヴァンのマカロンを食べました。ル・ショコラ・アランデュカスの大きなマカロンは、それはもうのけぞるおいしさでした。

 マカロンは、当たりはずれの差がとても大きいお菓子なので、時々がっくりするほどおいしくないものに当たってしまうこともありますが、食べてみないとわからないので、今では気になって仕方がないお菓子です。

 やっぱり、選び取るお菓子はその時々で違いますね。あれもこれも食べてみたいという食い意地の張った一面がうかがえます。
 トップ画像は、前回のラストに書いた、ケーキショップベルジュのマドレーヌです。バターの香りとたっぷりのバニラビーンズ、シンプルでリッチなおいしさでした。


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