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おいしい宮崎①

 宮崎にはおいしいものがたくさんあります。いっしょに旅をしたうちのひとり、NRは関東の人なんですが、宮崎愛が大きく深い。宮崎人も知らないようなおいしい宮崎を逆輸入して紹介してくれました。

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オリーブフレーク/やまぐち橄欖(オリーブ)店

 このオリーブフレークは、テレビ放映で紹介されてから手に入りにくくなったそうで、NRが残念がっていました。テレビの影響力はすごいですね。味が深くて、すごくおいしかったです。クラッカーにのせたり、サラダにトッピングしたり。酒飲みのみんなはそのままつまみにしていました。

 初めの2日間、夕飯はRKさん(宮崎在住)が作ってくれることになっていて、広い共有キッチンのある宿が選ばれていました。キッチン、お部屋ともにオーシャンビューです。RKさんのご飯はおいしいので、たのしみのひとつでした。

 ふだんはひとりで食べることが多いこともあって、みんなでわいわいとおいしいものを食べるというのはすごく嬉しい。そうですよね。
 おいしい料理が次々に出てきました。ひとくち食べては、おいしいといってみんなではしゃぎます。

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里芋の白和え

 ぜんぶのお料理は載せられませんが、いくつかをここでご紹介しておきますね。
 宮崎の郷土料理、冷や汁は有名ですが、今回はもうひとつ個人的にも気になっていた『呉汁ごじる』をRKさんが作ってくれました。宮崎では鰻に肝吸いではなく呉汁がついてくるのが一般的だそうです。鰻は食べられなかったけど(まだ言ってる)、呉汁は食べられました。大豆を水に浸してすりつぶしたものを、お湯でのばし味噌を溶き入れて作ります。

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 具は入らなくて、味噌はRKさんの家庭のもの(手づくり)、それとネギ。あったかくて、とろりとしていて、やさしい味です。翌朝も残った呉汁であったまりました。

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 飫肥のおいしいもの、飫肥天です(小さいお皿)。揚げかまぼこのひとつですが、こちら(長崎)のものとずいぶんと食感、味が違いました。ふわふわとしていて、甘いです。おいしかった。白い大きな鉢はゴーヤーチャンプルーで、ゴーヤーがぷりっとしていて、ちょうどいい苦みに仕上がっていて箸がどんどん進みます。手前は鶏のたたきです。

 3泊めは高千穂に宿をとっていました。ここは食事付きで、どれもすばらしかった。かっぽ酒という名物を教えてもらい、それは竹を用いた器で燗をつけた酒です。風情があって、かぽかぽという音と竹の香りをたのしみながら酒が飲めます。

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 この日の夜は夜神楽を体験して、早めに休みます。次の日の朝は雲海を見たいから早起きです。神楽と雲海のことはまた別のときに書こうとおもいます。

 早朝に山の上に行ってすっかり身体が冷えてしまったから、宿のお風呂であったまりました。しあわせ~。お風呂のあとには朝ごはんが待っていました。ふだん朝は食べないけれど、この朝ごはんは身体にやさしいといった献立てで、するりと入ってしまいます。

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 そばの実が入ったお粥は滋味といったかんじ。ご飯は釜のまま運ばれてきました(おかわり自粛)。粒の立ったおいしいごはんで、久しぶりの卵かけご飯がおいしかった。お腹がいっぱいだったし、煮豆は諦めようとしたのですが、おいしいと聞いて食べてみると、すっごくおいしい! 残さなくてよかった。

 もっとたくさん写真を載せたかったし、紹介したいものもあるのですが、うーん、書ききれませんね。他のお菓子など、また別記事にします。

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