クリスマスが少し苦手になった話
あっという間に10月も終わりそう。
ヨーロッパではハロウィン熱はあまりなくて
一応デコレーションとかは売っているものの、北米ほどの盛り上がりはない。
逆に10月上旬の時点ですでに街中のあらゆるリテールで
クリスマスグッズがしっかり売り始められている。
ツリー、オーナメント、ラッピングペーパー、カード、お菓子、etc.
キラキラしててお店を見て回るのも楽しいといえば楽しいけど、
なんとなく不安?になるのは私だけなのだろうか。
タイトルの通り、私はクリスマスというイベントがあまり得意ではなくなった。
きっかけは2年前カナダにいた頃。
当時は某アパレルで働いていた。
11月後半あたりからプレゼント用に商品を買いに来る人が増えてきて
日々クリスマスソングと共に接客していたわけだが、
その買い方、プレゼントに対する考え方にすごく疑問を抱いた。
あの人には何をあげようかな、と考えたり相談しながら
お店の中を何度も往復して選ぶのが楽しいのは分かる。
むしろ私もそれはすごく好き。
でも会計するときに大抵ギフトレシート*をお願いされる。
時間をかけて選んでも結局もらった側が交換しに来るなら
最初からギフトカードで良くない?って思う。
少なくとも私が働いていたお店では
同額またはそれ以上の価格のものと交換することになるので
最終的に元のプレゼントがいくらだったか分かる。
それでも沢山買っていくカスタマーたちを見て
西洋圏でも結局"commercialized" なイベントなんだなと
ひそかに残念な気持ちになった、というより引いていたのはカナダ時代の濃い思い出のひとつで
今オランダで既にクリスマスモードに入り始めているのを見て
あの頃思っていたことがよみがえってきた。
今はリテールでは働いていないし
クリスマスシーズンにヨーロッパにいるのは初めてなので
今まで過ごした国との違いを楽しむくらいの気持ちでいようと思う😌
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