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#7 スパンが鬼短い機内食

飛行機の楽しみの一つと言えば、なんといっても機内食。

空の上とは思えない美味しい食事、一見「なんだこれ」という一品や「思っていた味と違う!?」に出会えるのがとても楽しい。
栄養を気にかけてくれているのか、どのタイミングでも野菜や果物が出てくる気がする。鮮度命な食材が飛行機の中で食べられるなんて技術は本当に素晴らしいな。
と思えば、パスタにコッペパンとケーキ、という炭水化物の武力行使みたいな機内食も出てくる。ツンデレ(?)だ。

長時間フライトになればなるほど時間感覚は狂ってくるが、それにしても思う。

機内食の提供時間のスパンが短い。
絶対に短すぎる。

ありがたいのだけど、正直座って寝ているか映画を見ているだけなので、お腹はそこまで空かない。カロリーの消費もごくわずかだろう。しかし出されたものを残すのも申し訳ない。ちゃんと食べる。結果、フライト中に空腹の時間は1分も存在しない。本当にありがたいけど、もう少し食事の回数は少なくてもいいかもしれない……。贅沢な悩みか。

機内食を食べる時の明かりが青白かったのも影響しているのかもしれない(なんで青白かったんだろう、有識者の見解求む)。
食欲減退色の明かりの下で食べていたら、そりゃ食も進まんよね。きっと時差ボケをしないようにという配慮であのライトを使用しているのだろうけど(真相は知らん)、絶妙に暗くて青い。機内食の本来の色もよくわからないほどに。

機内食といえば「ビーフ or チキン?」だと思っていたので、機内食Englishはまず問題ないだろうと思っていた。
が、前方から徐々に聞こえてくるCAさんの単語は明らかにビーフやチキンより長い。
なんか長い聞き馴染みのない料理名を言っている。チキンとかビーフじゃない何か。しかも近づいてきてもよく聞こえないささやきボイス。結局食べたいものではなく、聞こえて理解できた料理を選択するしかなかった。機内食の料理名が分かるくらいの英語力は欲しい。「何を食べてもおいしいからいっか」という気もするので英語力は一向に進歩しないが。

記事の頭にも載せたこちらの機内食がフランクフルト行きの便で食べたものたち。血糖値爆上がりで眠たくなるやつ。クリームパスタ美味しかったな。コッペパンはthe給食のポソポソ系(私は好き)。サラダはコールスローだったかな。チョコケーキっぽいやつは海外のチョコ風味スポンジケーキという感じでした。察して。

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