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「やらなきゃ」を「やりたい」に変換してクリエイティビティを取り戻す方法


noteを書いたり、自分の作品を作ろうとしたり、クリエイティブな作業をする時に「やらなきゃ」、「作らなきゃ」とか考えてしまって、余計に何も思い浮かばないことはありませんか?


そんな時の対処法をお伝えしたいと思います。


私が学ぶコーチングでは、want to〜(〜したい)なこと100%をする重要性を伝えています。


その逆のhave to〜(〜ねばならない)なことは0%にするとも言えます。


それが何故かといえば、人はwant to〜なことでしかクリエイティブになれないからです。


have to〜なことをする時というのは、「やらなきゃいけない」という事で頭がいっぱいになってしまいます。


よくある話としては、「寝なきゃ寝なきゃ」と思えば思うほど寝れないという事があります。


ホンマでっか!?TVに出てる武田邦彦先生は、昔から睡眠が悩みだったそうです。


少しだけでも寝ようと思ってもなかなか寝られず悩んだのだそうですが、そこは科学者なので「寝る」という行為が身体にもたらす影響を調べた結果、眠りに落ちなくても大丈夫だという事が分かったそうです。


武田先生曰く、身体を休めるのに3時間、脳を休ませるのに3時間(目に光の刺激を受けないようにマイマスクで暗くする)くらい横になっていれば、一般の人が寝たのと同じ効果が得られることが分かったそうです。


その後は分かりませんが、その睡眠に落ちない寝方にしてからすごく楽になったと話していました。


「寝なきゃいけない」はとても辛いことだと思います。


余計に緊張しますし、寝ない事での弊害を考えて疲れてしまったり。。。


でも、武田先生のように「寝なきゃいけない」から解放されるだけでも、大きく違うと思います。


「寝なきゃいけない」から「こうやって寝ればOK」となるという変化んですが、実はこの変化って物凄くクリエイティブな発想の結果だと思います。


「寝たい」でも「寝られない」という相反する状態から一つ上の抽象度に上がるわけですからね。


「やらなきゃ」を「やりたい」に変換する3ステップ


このクリエイティブな発想をするための方法として、次の3ステップを一つのフレームとして、「やらなきゃ」を「やりたい」に変えてみます。


ステップ1:「やらなきゃ」を「やりたい」に言い換える

ステップ2:やりたいことの結果として何が得たいのか?を質問する

ステップ3:実験気分で試してみる



ステップ1は、文脈上「やらなきゃ」を「やりたい」にまず変えることです。


「やらなきゃ」という時は、少し焦ってますから、まず落ち着いて「これは、私がやりたいことだ」と3回ゆっくりと繰り返します。


ステップ2で「じゃあ、このやりたいことで何を得たいんだっけ?」と考えてみます。


例えば、noteの記事を更新したいとしたら、その時の動機を考えます。


この時ポイントとして、回答は「~したいから」という形にします。それと質問は3回までにします。


Q.「なんでnoteを更新したいんだっけ?」

A.「毎日更新したいから」

Q.「なんで毎日更新したいんだっけ?」

A.「記事を書くスキルを上げたいから」

Q.「なんで記事を書くスキルを上げたいんだっけ?」

A.「たくさんの人に読んでもらいたいから」


仮に上記のようなQ&Aをしたとします。


すると、最後の「たくさんの人に読んでもらいたいから」という目的が分かった時に、毎日noteを更新すること以外にもたくさんの人に読んでもらえる方法はありそうです。


つまり、たくさんの人に読んでもらうには、自分の作品を知ってもらう必要があります。


なので、周知するための方法を勉強することも、”たくさんの人に読んでもらいたい”を叶える方法の一つです。


だとすれば、その日はネットで集客やSNSで拡散してもらう方法を探してみても良いわけです。


もしかしたら、そこで探した作業自体をネタにnoteが更新できるかもしれません。


別の例えで、「スキルをあげたい」の理由が「読みやすい文章が書けるようになりたい」だとしても一緒です。


その為の方法を学ぶことも目的を叶える行動の一つになります。


何かで葛藤する時を思い返していただくと、方法が目の前にある中でしか選べないことに対して不満だからではないでしょうか?


目の前にない方法を見つけるには、そもそもの目的(=ゴール)をはっきりとさせることが有効です。


最後のステップ3の段階では、目的の為に必要な行動として思い付いたことを試してみます。


たくさんの人に読んでもらう方法をネットで調べる、本屋さんに行って関連する本を探してみる、たくさん読まれている人の本を読んでみるなどなど。


「ちょっと試してみよう」という実験精神で取り組むと気楽に取り組めると思います。


実験だから失敗は絶対にありません。


予期せぬ結果が出ても、その方法だと上手くいかないことが分かるという成功になりますからね。エジソンじゃないですけど。


今回の例は簡単に書きましたが、3回の質問で目的が分かったとしても、やっぱり「noteは毎日更新したい」と思ったとします。


その時も、やることは基本的には同じです。


「なぜそれがやりたいのか?」をはっきりさせるように「なぜ?」と問うことです。


このなぜ?というのも、言い方を変えればそうでなくても良いのに敢えて縛りを設けてるということになります(条件を増やしている)。


条件を敢えて増やしてしているのか?それとも、そうじゃないといけないと勝手に思い込んでいるのか?


この辺りを自分自身に問いかけて吟味することも大切です。


その日の行動の目標が達成できなかったとしても、その根本の目的がはっきりさせていくことで、やるべきことが明確になるので、「やらなきゃ」ということは無くなって「やりたい!」に変わると思います。


少しでも為になったら幸いです。


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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