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【コーチング】いつでも誰でも簡単にできるエフィカシーの上げ方~その2~


前回、『【コーチング】いつでも誰でも簡単にできるエフィカシーの上げ方~その1~』ということで、失敗した時に「私らしくない」という言葉をすることについて解説しました。


ちなみに、今回もその2でもそうですが、前回の「私らしくない」も本気で思うことが大切です。


しかもサラッと「私らしくない!いや、ほんとに」、「おかしいなぁ~」っていう位の感じで言ってみましょう。


演技をしている感覚でも良いです。


失敗した事について、本来ならどう考えても失敗することなんてありえない、という演技をする感覚で「私らしくない」と言うのも良さそうです。


私自身も「ありえない。っていうかたまたまだな」で終わらせちゃってます。


真面目に反省しちゃう人ほど、都合よく考えた方が良いと思います。


「Yes! I'm good!!」

さて前回は、失敗した時に言うべき言葉として「私らしくない」を紹介しました。


今度は上手くいった場合や、どんな時でも使って欲しい言葉を紹介します。


それが「Yes! I'm good!!」です!


「私、よくやった!」


という感じだと思いますが、実際には更に言葉を広げて言ってほしいです。


前回のカレーを辛くしちゃった状態から、良い感じに味の修正が出来た時にこの「Yes! I'm good!!」を使ってほしいです。


更にそこから「やっぱり私なら美味しく出来ると思ってた」とか、「最高に美味しくできる自分はすごいわ」などなど、もっと自分を褒めることをしてみましょう。


1995年のアトランタ五輪で長距離マラソンで有森裕子さんが「自分で自分をほめたい」とコメントして流行語になりました。


(↑09:00~辺りからです)


私も子どもながらに、涙を浮かべて語る有森さんにどこか感動をしていました。


この言葉に日本中の人が感動したのは、銅メダルという結果に悔しさも感じながら、でも、それ以上に自分の頑張りを評価したいという本音に心を打たれたんだと思います。


同時に、自分で自分を褒めてあげて良いんだ、と思った人もいたと思います。


日本には謙遜の美学があると思います。


私が学ぶコーチングでは、何かで成果を出した時には外に対しては、「みなさんのおかげです」と言います。


でも、本心では「Yes! I'm good!!」と言って、有森裕子さんのように自分で自分を褒め称えます。


道を尋ねられて答えられたと「Yes! I'm good!!」

仕事で少し上手くいった時も「Yes! I'm good!!」

誰かにちょっとでも褒められた時も「Yes! I'm good!!」


褒めていけない理由は無いです。


中には、天狗になって調子にのってしまうから、謙虚でいた方が良いと言う人がいるかと思います。


ただ、これも前回お話したように、「Yes! I'm good!!」とたくさん言った事と、その先の未来のある時点で失敗したことは関係がありません。


因果関係については誰にも分かりませんが、一つだけ言える事は出来事に対しての評価は自分のセルフイメージが決める(=自分の重要性)ということです。


「Yes! I'm good!!」と発言していたことで自分自身が天狗になり、失敗したという人は、失敗したことが自分らしいという正当性(=自分らしさ)を保ちたいだけなのです。


逆に言えば、「私はだめなやつだ」と口にしていても、成功する人は成功するのです。


どんな言葉を口にしているかは、直接的には結果とは関係がありません。


ただ、ゴールを達成できる自分だというセルフイメージを作っていく(=エフィカシーを上げる)という事に関しては、「Yes! I'm good!!」やアファメーションは大きく影響します。


ここでもポイントはゴールになります。


どんなゴールを設定しているのか?


そして、そのゴールを達成しているというエフィカシーが高い状態であれば、「Yes! I'm good!!」は必ずゴールを後押ししていたという認識になるでしょう。


いつでも、どこでも「Yes! I'm good!!」でいきましょう。


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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