バイト面接 in Ireland.
面接当日。
日本料理屋で、寿司シェフを探しているとのことで面接を行った。
オーナーに直接会って話をするということ。落ちるだろうと思っていた。そんなに緊張もしていない。うそ、していました。
どんなこと聞かれるかなと、いろんなことを想像しながら行きました。早めについて、ちょっと待って。オーナーは、中国人。海外の日本料理屋で中国人か。でも、これは海外あるある。
履歴書見て、サッカーしてるのかと聞かれる。サッカーは大学までしていたというと、伝える。
履歴書は嘘で固めたもの。
居酒屋で働いていたけど、そんなに料理をつくったことはない。しかも、学生の時。俺には、一人暮らしの包丁さばきしか持ってない。
でも、俺はいろんなことできるよって自信満々伝える。焼き鳥を作ったり、てんぷらを作ったり。とにかく、いろんなことをしていたと。思いは届く。嘘でも届くことが分かった。情熱は伝わる、つたない英語でも。
俺の履歴書は、
これは、嘘八百でない。嘘四百ぐらい。これで、大丈夫。
そして最後に
Do you want to make sushi ? と聞かれる。
俺は、もちろん
Of course. Yes, I do.
これで完璧。no なんて言葉は、存在しない。YESのみ。
俺の置かれている状況は、
最低でも金。最高でも金。谷亮子さんと一緒の状況。
仕事が見つからないとうことは、強制送還を意味している。
ただ、よくよく考えてみると
アイルランドで、中国人オーナーが、日本人の俺にお寿司を作りたいかって。
いやいやいや、
どこで、誰が、誰に、言ってんねんって。
翌日からのトライアルとうのをしたいとのこと。でも家探しがあると言って断る。実際は、その日の夜に飲み会があった。俺は、ほいほいお前の言うことを聞くような人ではないことを、ここでしっかり示す。実際ちょっとビビったけど、飲み会のほうが大事。(笑)
翌々日から、トライアルがスタート。
寝る前に、
俺って本当に寿司作りたいのかなと、自問自答して眠りにつきました。
読んでいただきありがとうございました。
寿司好きだよっていう、同志。フォローよろしくお願いいたします。
親のサポート費用に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。