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とりあえず、話すんです。

語学学校は相変わらず、週末に誰かいなくなる。

月曜日に新しい人が入ってきてって感じだった。ただ、年齢層が高いので、みんな落ち着いた雰囲気だったが、途中ですごいやつがきた。

10代の中国人だ!彼は何がすごいっって、しゃべりだしたら止まらない。

止まらない、やめれない。すごい。

ただ、彼は英語は上手かった。

結局彼は、アイルランドでも有名な大学に合格した。本当にそれはすごいこと。みんな英語の試験を必死で頑張って受けてたりしているなか、彼のような、なんとも言えない若僧がくることは、多少刺激にもなる。これは、俺だけではなく、みんな彼の言動と行動に驚いていた。最初は若いし、しょうがないと思っていた。

最後は、英語出来るし、ご自由にしゃべってくださいって感じだった。

結局は、みんな英語を使いたい、しゃべりたいって思っているけど、なんか恥ずかしいというか、なんというか。もどかしというか、なんというか。

彼とは、一週間しか一緒に授業を受けていないが、彼の空気の読めないところは、逆にすごい。それに先生が困っていたのが面白かった。彼のハートの強さ。

日本では空気を読めないとKYはみたいな扱いをうける。しかし実際は空気なんてものは、ただの空気。

俺は彼の独特の空気感に巻き込まれた。彼とは、仲が良いってわけでもなかったが、めちゃくちゃ印象に残っている。


いいたいことがあったら、言っちゃえばいいんじゃないかなって、本気で思った。傷つかないようにするのは、自分の為なんだって。それを感じてからは、結構しゃべりかけるようになったね、少しね。少し。小さじ1くらい。


とりあえず、しゃべってみることが大事だと彼から学んだ。


英語使って、間違えて、調べて。この繰り返し。


Practice makes perfect.


読んでいただきありがとうございました。



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