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大切な人に笑っていて欲しいから

9日間のGW、実家に帰省した。3人兄姉の末っ子で育った私は上の兄姉よりも愛情たっぷりで育ったそうで、如何せん家族がだいすきだ。大好きというよりか、悲しんだ姿を見たくない。ずっと笑っていてほしい。

昨年末、大切な大好きな従兄弟が旅立った。突然だった。本当に突然だった。人の命はこんなにも儚いものかと、思わずにはいられなかった。

多くは書き留めたくない気持ちもあるから、あまり深くは語らない。ただただ、一番近くにいた者たちが、仕方ないのだと必死に前を向いて歩き出そうとしているときに、私がうじうじしていてもならない。私が励まされてどうする、そう思う。

当たり前の日々がずっと続くことがこんなにもありがたいことなのだと、今心から改めて思う。

わたしは九州の田舎で生まれ育ち、今は東京で働いている。

九州にいる家族に会える機会は長期連休の帰省。非常に限られた時間だ。なぜ寂しい思いをしてまで、させてまで、私は東京に来てしまったものかと、そうも思う。これでいいのだろうか。

人生を豊かにする要素は3つあって、「意義」「人」「金」のバランスが取れることだとこの前どこかで聞いた。あれこれ考えても結局バランスが大切、言葉にすればその3つなのかもしれない。

ああ。明日からまた仕事が始まる。
家族がずっと笑って過ごせるように、家族がそれぞれ自分の人生をまっとうできるように、私も私の人生を生き抜いてやる。

明日からも家族みんなが健康に過ごせますように。見守ってください。

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