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小学生の子供に怒ってしまう親、その心理


今回の自分用メモ、文章化は
“小学生の子供の態度に神経質になってしまう親の心理”についてです。
参考にしたのはお馴染みの大原敬子先生の回答から。


子供への体罰は虐待になると分かっていても、
抑えられない方もいます。

そういった方の行動から見ていきます。


大原敬子先生によると
人間の「叩く」は怒りを表し、
「蹴る」は蹴った相手の後ろに自分が見てる人への怒りを表している、
つまり自身が本当に怒っている対象者が別にいます。

小学生の「ふんっ」と言ってそっぽを向くのは
危害を加えてきた相手が精神的な弱者であることを知っていること、
そして同じように暴力で訴えない抑えを表しています。

DV親なんかは、子供のこういった反応でさらにヒートアップする
傾向があります。

反応してやり返してもらわないと、
自分の鬱憤が晴らしきれないのです。



こうした攻撃的な衝動を抑えられない一部の親には、

親自身の子供時代に、自分の生育環境が息を潜まないと生きていけないような
強い脅威を感じ、怯えて生きてきた背景があります。



そしてそんな子どもが大きくなり、結婚して、一見円満で不満がない配偶者に対する
自分が見ようとしていない苛立ちや怒りがあります。

人間は幼少期から青年期に満たされていないものを、
配偶者に求める傾向があります。

親が子供に叩く・蹴るで自分の内在している鬱憤を晴らす時のメッセージは

「配偶者が自分の求めている愛・自分の心がほしい愛を与えてくれない」

というものです。

人間は似た人にシンパシーを感じ、関係を結びたがるものです。
自分にとっては良い人ですが、
同じような心の問題「感情を表に出してはいけない、愛を求めてはいけない」等を抱えてる場合が多いと大原敬子先生は言います。

どうしても小学生の子供が自分をイライラさせる
と感じる親御さんは、配偶者さんと自分、互いの持つ欲求を話し合う必要があります。

配偶者に自分の欲求を言語化して伝えられているか、
自分の心を知ってもらうためにはどうしたらいいかを
親同士話し合い、考えたり、同じ時間を共有したり。

自分を救えられれば他人も、子供も救える、とのことでした。


参考URL テレフォン人生相談より(一番目の相談のみ参考)
https://youtu.be/4EV2QA6GWOs

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