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【八幡平ドラゴンアイに行ってきた!】岩手県立平舘高等学校家政科学科

晴れ男!晴れ女!第一回目校外学習

皆さんこんにちは。I-Attract.代表鈴木です。今日は平舘高校家政科学科3年コミュニティデザインコース6名の校外学習の様子をお届けいたします。

2023年6月6日火曜日。 空は青空、若干風が強いかなと感じる朝。
連日、Facebook、Instagram、Twitterでは八幡平ドラゴンアイの画像や様子が投稿され、TVでも放送され、週末だけではなく平日でも駐車場が混み合っているという情報を得ていたため「車を停められるか?」と若干心配しながら現地に向かいました。
 
9:50頃、現地で生徒6名、引率の石川先生と関先生と合流。まずは、十和田八幡平国立公園&岩手山の眺望で記念写真!

晴れ男&晴れ女たちです!

10:00 ガイドの田中耕一さんと合流しました。田中さんは岩手県立平舘高等学校のOB!同窓会や学校運営協議委員など地域密着で高校にも関わってくださっている方でもあり、山岳ガイドもこなしています。

今回、平高OBでもある田中耕一さん!

さぁ、出発です! 

今日歩くルートを確認!

八幡平を歩いて、見て、感じる時間!

6月、八幡平にはまだ残雪があります。雪解けとともに顔を出すのは、可愛らしい高山植物たち。そして、八幡平は昔どんなところだったのか?
道の脇に咲く小さな花の名前や特徴を聞きながらゆっくりと登る生徒たち。

道端のエンレイソウなぜ窪地があるのか?! 3年生は昨年度「地熱でつながる八幡平の魅力」という学習成果発表会に参加しているので、繋がるところがあったのではないでしょうか。
窪地にはまだ雪がのこっていました

歩きはじめて10分程度、歩道には雪が!!
地元っ子にとっては、12月からつい数ヶ月前まで見慣れていた雪。なのに、なんだかちょっとワクワク感が感じられます。 この時点で多くの観光客とすれ違い、生徒の列の先にも後にも人が続いている状態です。八幡平ってこんなに人気なのか?!という状況を体感する生徒たち。

雪の上はちょっとワクワク。でも転ばないように・・。

八幡平ドラゴンアイとともに・・・

「もうついた?」周囲の観光客からの声が聞こえた時、歩道の右側に現れたのは、今が見頃の八幡平ドラゴンアイ。

ガイドの田中氏と記念に!

ここで生徒や先生たちが撮っていたのは、平舘高校家政科が開発した商品のPR撮影!「地熱のまち八幡平」の地熱食材である温泉バジルを使った「八幡平バジルクッキー」は地元企業の株式会社八幡平スマートファームさんのバジルを使い、地元企業の安比高原牧場さんが商品化してくださった商品。

平舘高校生が開発した「八幡平バジルクッキー」のPR画像を撮っていた生徒たち。

開発に携わったのは先輩たち。学校でチーズやソルトの含有量など何度も試作とアンケートを重ね、2種類に絞って基本レシピを安比高原牧場さんへ託したもの。パッケージデザインまで高校生が行いました!地域に支えられている高校だと感じますね。 そして、このように後輩たちがしっかりと販売実習で販売、そのためのPRに取り組んできます。

さて、頼りがいのある晴れ男たちが集まっています。先生に撮られているところです(笑) 自分たちでもスマホを持って八幡平のPR素材を撮っていたようです。

そして、女子たちは世界で八幡平市にしかない染色技法、八幡平地熱蒸気染色のPR素材も。生徒たちは2年の時に市が開催する【地熱探検隊】に参加、そして家政科生徒は染色体験も行いました。
八幡平は火山が噴火してできた窪地、沼がたくさんあります。そんな太古からの自然が織りなしてきた変化。目の前には神秘的な自然の造形美である八幡平ドラゴンアイ!火山の恵みを活用した「地熱のまち八幡平市」の食材やアート。勉強してきたことや、体験してきたことが繋がっていきます。

世界でも八幡平にしかない八幡平地熱蒸気染めのドラゴンアイハンカチもPR

そして、今度は上から見下ろしてみよう!
すごい人!!!!!  こんなに?!

八幡平ドラゴンアイを見る観光客の皆様

八幡平頂上へ行ってみた!

残雪の上を歩いて頂上へ!

ドラゴンアイで折り返す人たちが多い中、高校生は八幡平の頂上を目指します。 八幡平は百名山の一つですが、比較的登りやすい百名山として知られています。ガイドの田中さんのお話にうなずいたり、驚いたり、笑い声が起こったり。

八幡平頂上!

人と出会うということ

八幡平を歩きながら、ガイドの田中さんの人柄に触れました。そして、頂上展望台ではニューヨーク出身という方と出会い、生徒たちは英語を使ってコミュニケーションをしました。日本語が上手な方で日本語と英語を織り交ぜながらの時間。こんなところで国際交流ができてしまうのも八幡平が知られてきている?!と実感する点です。

出会った方と会話を楽しむ生徒!素晴らしい!
ガマ沼展望にて観光客と出会いの記念撮影!

最後に、地域観光を考えるために

八幡平ドラゴンアイを見ようと、平日にもかかわらずたくさんの人が訪れていました。そんな状況を目の当たりにする事ができたことも、学びの一つではないでしょうか。

身近なところにある地域資源が観光に繋がること、そして観光が地域にもたらすことを考えるための認知力をこの 2年間で増やしてきた生徒たち。
今年は進学や就職でより一層忙しくなりますが、自分ができるアウトプットの形で八幡平のPRに挑戦してほしいと思います。

最後まで御覧いただきましてありがとうございました。
次回もお楽しみに!
I-Attract. 代表鈴木


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