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<おでかけクリエイティブナイト> 第9回「アソビとデザイン!」

第一線で活躍しているクリエイターをゲストに迎え、クリエイティブのヒントを探るトークセミナーシリーズ「CREATORS FILE」。


第9回 おでかけクリエイティブナイト
ゲスト:谷尻誠氏(SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd. 代表取締役/建築家/起業家) 

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エイトブランディングデザインの西澤明洋が聞き手となり、様々なクリエイティブの秘訣を探るトークセミナー「クリエイティブナイト」が特別出張。今回はインテリアライフスタイル ウェビナーにて、オンラインの開催です。建築家でありながら、次世代型空間デザインの検索サービス「TECTURE(テクチャー)」や、実践型オンラインサロンの運営・プロデュースを手がける「社外取締役」などのプロジェクトを手掛ける谷尻誠氏を迎えて、遊びをプロジェクト化する谷尻氏のクリエイティブの源に迫ります。


アフターコロナの働き方

西澤:いつもはゲストレクチャーから入りますが、谷尻さんのことはみなさんよくご存知だと思いますので、今日はいきなり雑談から入りたいと思います。遊びと仕事の境目がない、生きていることと建築がごっちゃになっている。そんな谷尻さんのスタンスに、僕自身とても共感しています。

谷尻:ありがとうございます。

西澤:実はすでに質問が50以上も届いています。ちょっと嫉妬しちゃいますよ(笑)。

谷尻:おお、ありがとうございます。でも、全部は答えないですよ!

西澤:大丈夫です。最近の谷尻さんの遊び方を、根ほり葉ほり教えてください。


【質疑応答】

・質問1
コロナ禍での仕事の変化は? また、テレワークについてどう思いますか。

西澤:仕事への影響はいかがですか。

谷尻:まず、建設中だった海外のホテル案件はすべてストップしました。事務所にはスタッフが40人くらいいるので、この状態が続くと数年後には会社がまずい状況になると思い、リアルに収支のシミュレーションをしてみたほどです。苦しくなってからよりは、早めに会社をたたむのもありかなと思って……。「借金して給料を払うようなことはしないよ。好きなことをして生きるために会社があるんだから」と、みんなにも伝えています。

西澤:スタッフの反応はどうでしたか。

谷尻:「確かにね」と納得してくれました。

西澤:ははは。

谷尻:これからはさらに、会社への帰属意識が希薄になる。働いていることの意義やモチベーションを自分で見出せないと、ますます厳しい時代になるでしょう。

西澤:自立的に物事を考えられるように、僕も日ごろからスタッフに伝えています。現在の仕事の状況はいかがですか。

谷尻:それが、今はすごく忙しいんですよ(笑)。住宅建築の依頼や自然環境を活用したプロジェクトの依頼が増えました。

西澤:テレワークについてはどう思いますか。

谷尻:僕自身は、基本的にコロナ前と同じですね。テレビ会議ではモニターをじっと観ているわけではなく、内容に合わせて検索したり調べたりもするので、常にマルチタスクというか。自分が話すべき時にちゃんと、モニター越しの相手の目を見て話せばいいと思っています。

西澤:会社としては今、どんな勤務状況なのでしょうか。

谷尻:自宅勤務のスタッフもいますが、新人はなるべく出社するようにしています。

西澤:テレワークのデメリットは?

谷尻:相手と一緒にその場にいると、話に関係のない資料や光景も目に入ってきて、化学反応が起きやすくなりますよね。テレビ会議だと画面だけしか見ないから、それが起こりにくい。「新しいものを生み出すときは、ちゃんと会って話そう」と言っています。進捗の共有や確認など、事務的な用事を済ますだけなら、テレワークは便利ですね。

西澤:他にメリットは感じましたか。


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