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心惹かれる石。拾い集める、にぎる、しまう。

子どもの頃。

校庭の広い砂の中に混じっている透明な粒を拾い集めていた。文字通り砂粒大。ダイヤモンドと呼んで大事にしていた。

粉のかたまりみたいな石を「チョーク石」って言っていた。擦り付けると白い線が描ける。アスファルトの秘密基地の壁にそうやって印をつけた。

友達が「親友のあかし」としてプレゼントしてくれた小さな石。どこで拾ったんだろう。乳白色で表面にラメをまぶしたみたいにあちこちキラキラしてる。27歳になった今も大事に飾っている。(その子とは今も親友です(^^))


写真一番手前の、白い石がそうです。

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石ってなんでこんなに魅力的なんだろう。ずっと好き。



そうだ、石拾おう

先日、川で石を拾ってきました。小学生以来。最高。まさかこんなに楽しいとは。このまま永遠に歩き続けて永遠に石たちを見ていられると本気で思いましたよ。

用事のついでに地元の川を通りかかると、しばらくコロナで閉鎖されていた川岸が解禁されていたのです。釣りなど思い思いに楽しんでいる人たちが見えて、わくわくしながら降りました。そしたらもう、石、拾うしかなかった!私の中の小学生大興奮でした。波に揉まれぶつかり合い、なめらかになった石たちが延々敷き詰められている...!


好きな色の石を集めてみた。

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こちらがうちに持って帰ってきた石たち。

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縞模様の石

にぎり心地の良い石

石英が混ざった石

シーグラス

陶器のかけら

自分の手で拾ってきたということが一層愛しく感じさせてくれます。写真右下黒っぽい三角形のは「これ、石英が混ざってるんじゃない!?」と大きな石を割って作った欠片。先の方にきらきら透明な粒が入っていました!

専門的な知識はないので確証はないのですが。石英だと信じて持って帰ったのでした。

割っては探し割っては探ししていたら、近くにいたご家族に「あら、化石なの?」と声をかけられました。いや〜そんな大発見でなくて申し訳ない...。でもしっかり、「石を観察する楽しさ」をお話しいたしました!

きれい、なんかすき、なんか良い感じ。それが価値ある石ですよね!



シーグラスもみつけた

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石以外の綺麗なものも拾えました。特に川でシーグラスを拾えたのは幸運かも!梅雨や夏の豪雨の影響で増水した際に流れ着いたらしく、水際からだいぶ離れた位置に落ちていました。

シーグラスとは海辺や湖畔で見つかるガラス片のこと。長い時間波に揉まれることで、角が削れて丸く表面は曇りガラスのような風合い。捨てられた飲料用ガラス瓶などが主。赤や黒は珍しく、もっとも稀なオレンジは1万個に1個程度の割合だとか。100年以上前に生産されたガラスのシーグラスもあるそう。  参考:Wikipedia 

石や砂利の中に透明に光るシーグラスを見つけた時は、テンションが上がりました...!このままシーグラス集めにもハマってしまいそう。途方もない時間が宿っているのは石と同じですね。収集家さんがいるのも納得の美しさです。



かわいい空き箱へ

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軽い収集癖のある私、お菓子の空き箱もいくつかコレクションがあります。

石集めに大活躍!こうして綺麗な形に整えてあげられると、満足感と幸福感でいっぱいになります。


また川辺をうろうろ歩いて、なんかいい感じの石、拾いたいな。




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