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菌活の目覚め

今日はお休みなので少し長いお話。七つの習慣の続きはまた時短を求められるときに書きます。お時間ありましたらお付き合い下さいませ。


一昔前、何か常識を覆す健康法はないかなーとネットサーフィンをしていたとき、とある単語が目に付きました。


「食べること やめました」


果たしてこの釣り文句は如何なる顛末を用意してくれているのかと興味を持ち、続きを読んでみました。

結果としてこの出会いが現代医療に見切りを付ける決定打となりました。

元々西洋医学・西洋栄養学に限界を感じてはいたのですが、内容はシンプルかつ衝撃的でした。

脊髄小脳変性症という、西洋医学では治癒する事の出来ない難病に立ち向かうため、食事をやめ青汁のみで生きていくことを選んだ女性の話です。

失礼ながら書籍は拝見していません。あらすじだけで人生観変えることが出来ましたので。

いつかは読もうと思ってますし、懐疑的な方は是非あらすじだけでも見て頂きたいなと思います。


断食そのものは、割と確立された自然治癒力を高める手法です。

そもそも、食べ物の消化・吸収は人体にとっての大イベントなのです。食べ物を取ると体はそれに対しエネルギーを使います。

西洋医学的に言えば、食事により副交感神経優位になり、全身の血流を消化管に送り込んでいる状況で、一時的に思考能力・運動能力の低下を招きます。

断食の効果として、頭がすっきるするとか体が軽く感じるなどと言われますが、過食の現代において人体のエネルギーは消化・吸収にほとんど使われているからなのです。

健康な人ならば思考能力・運動能力の向上が期待できる。じゃあ怪我をしていたり、病気の人はどうなるか。自然治癒力の向上が期待できます。

野生動物は怪我をしたとき、あまり食事をせずジッとしています。勿論そこで天敵に襲われることも有るでしょうが、耐え忍びます。

野生動物はちゃんと本能でわかっているのです。どうすれば早く怪我が治るのか。そしてそれ以外に自分の生き残る未来はないと。

体調を崩したとき、食欲が無くなりますよね。あれは体からのメッセージなのです。回復に力を注ぐから、食べ物の処理は出来ないよ、と。

「風邪の時は、お粥を食べて暖かくして早く寝なさい」

昔からよく言われるありきたりなセリフですね。でもちゃんとした意味があるのです。

消化の良いお粥で体に余計なエネルギーを使わせず、外と中から暖め免疫力を上げ、活動しないことでまたエネルギーを温存する。本能が求めている待遇です。

けれどそれを西洋医学に任せると、

薬出しますね → 腸内細菌にダメージ

しっかり栄養取って → エネルギーの過剰消費による治癒力の低下

病気を治したいのか、悪化させたいのかよくわかりません。


一時的な断食は治癒力を上げる。ただ、継続的には出来ないですよね。そこで冒頭に戻るわけですが、青汁で生きていく方はどうなったのか。

飢え死ぬか、病気に打ち勝つか、そんな究極の選択を迫られていたわけではありません。ガリガリで生きているわけでもなく、普通の体型を維持しています。

この状況が西洋栄養学で説明出来るでしょうか。不可能でしょうね。青汁には糖質・タンパク質はわずかにしか含まれていません。

その方の体内で何が起きているのか。結論はタイトルに帰結します。腸内細菌によって人が生きていくために必要な栄養素を作って貰っていたのです。

その方の主治医が、自分の知見を越える状況を目の当たりにして悩んだ結果行ったことは、腸内細菌の調査でした。

その方の腸内細菌の組成は、草食動物のそれと非常によく似ていたのです。産まれもったものではなく、極限状態の体が生きていくために菌と共に作り上げたのです。

パンダが笹で、牛が牧草で、その大きな体を育むように、その方は青汁で体型と健康を維持していたのです。勿論、その大いなる治癒力で脊髄小脳変性症も克服されています。

そんな芸当が西洋医学に出来るはずもない。食べたものが持っている栄養素でしか人体を成し得ないと考えている西洋栄養学も同じです。


ヒトは菌との共生で成り立っている生き物。そこに目を向けず得られる健康などありません。

薬で得られる健康など一時的なまやかし。薬はヒトや菌にとっては異物そのもの。それによって一時的に危機を脱したとしても、また新たな脅威が襲い来る。

いずれ一時しのぎすら出来ない脅威が襲い、医学に絶望する。今回の騒動で治療薬やワクチンを心待ちにしているような考え方の人ではその結果しか待っていないでしょう。

健康は与えられるものではない。自分を見つめ直し自ら構築して行くもの。

その足がかりとなるものが「菌活」です。

幸いにも我が日本には味噌や醤油をはじめ、腸内細菌の喜ぶ発酵食品がたくさんあります。

件の方のような極端な生活は、私たちには一朝一夕で手に入るものではないと思いますが、健康を目指すのであれば菌活始めてみませんか?


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