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命のために今できること #未来のためにできること



この記事では、動物の命に関する話を書く。
動物愛護というと、何となく敬遠したり嫌悪する方もいると思う。
でも一度、フラットな気持ちで読んでみてくれないか。
どうしても今、私達が、できるだけ早く向き合わねばならない問題だ。


#未来のためにできること
真っ先に思い浮かんだのが、動物環境福祉協会EVAが現在行なっている署名活動のことだった。
詳細は後に。
一旦私の話をする。

我が家には2匹の猫がいる。

猫を飼うとなり、迎え入れ先は保護施設を選んだ。保護猫の存在は知っていて「行き場が無い猫がいるなら」と、深くは考えていなかった。
ただペットショップは選択肢に無かった(否定はしない)
命に価格がつけられることが疑問で、見る度にぞわっとしていたから。

猫と暮らし始め、動物関連のTVやSNSに目が留まるようになった。同時に、生体販売の闇についても知ることとなった。

なぜ今まで考えなかったか。
その犬猫はどこから来たか。その親はどうしているか。売れ残った先は。店での生活は適正か。
その闇は底が知れず。
人間ほど愚かで卑劣な生き物はいないと思う。
哀しい。でも出来ることは少なく、もどかしい。

この夏、EVAさんがこの署名活動を始めた。
動物愛護管理法の厳罰化を求めるものだ。

発端は、ある繁殖業者の虐待事件。詳細は割愛するが、劣悪な環境により400頭以上の犬が衰弱。無資格で無麻酔の帝王切開を行なっていた等。

その事件の判決が余りに軽かった。
懲役1年、執行猶予3年。
この判決には、動物虐待殺傷に対する罰則が軽過ぎるという背景がある。
そこでEVAさんは動き出した。
紙面の直筆署名なのは、国会に提出するためのルールで、ネットのほうが手軽だろうが本気で変える為だ。

残念ながらこの事件は氷山の一角。惨い現実はそこらじゅうに転がっていて、様々な団体や個人が、雑に扱われた命を救うため日々駆けずり回っている。
それでも同じような人間は湧く。キリがない。司法の甘さは大きな要因だ。
この署名活動は動物との未来にとって大きな一歩だ。

命をモノとする人間が、モノ以下の扱いをする人間が、想像よりずっと大勢いる。

力を貸してくれないか。私の拙い文で伝わっただろうか。一度タップして、その声を聞いてくれないか。

どの命も、居心地の良い場所で大切にされますように。
全ての犬が健やかに駆け回り、人と笑い、全ての猫が好き勝手に寝て、好き勝手に甘える、そんな世界になりますように。

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