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連載:子育てにおけるDXを考える【ベビーカー編】

日々子育てをしていると

もっと便利になったらいいのに

なんでこんな面倒なことやらないといけないのか

といった小さなストレスを
結構抱えがちですよね。

子供の為だから、しのごの言う暇もなく、
多少、現実を飲み込む時も多いかと。

ここでは、
そんな子育て社会がデジタルや構造改革、
規制改革によって
こう変化していったらいいなという視点を
様々なテーマでまとめていってみたいと思います。


第2回は、【ベビーカー】について。

ベビーカーって、ある意味一生に1度の買い物。
子供の成長にあわせて
A型からB型に買い換えるご家庭も多いかもですが、2台、3台と同スペックのものを揃えるような形にはならないお買い物かと思います。

コンビやアップリカなど、
メーカーによる特性や、
対面式ができるものを選ぶか、
形式の種類によって各々のマッチングが変わってくるのはもちろん、なんだかんだでママのこだわりの色や柄なども、選択においては必要な要素になるケースがどこのご家庭でも想像されます。

そんな、小回りや、積載量と軽量化など、
進化してきたベビーカーでも、
利用者にとって
解消できていないペインはまだまだいっぱい。

・両手が塞がる
・移動時に手放せない
・移動範囲が限定される
・一度買ったら買い換えずらい
・カスタマイズ性が薄い

などなど。

そんなペインを解消する手段として
おそらくデジタル技術の搭載が
最もシンプル且つニーズにマッチする世界観なんだろうなとは思っています。

こういったベビーカー単体自体のこの先の進化。
行き着く先の流れとして、

まず、今や自転車には当たり前となった
電動アシスト機能の搭載は時間の問題そうですよね。

AIの普及によっては
安心安全な自動運転要素をもったベビーカーも、
技術面ではハードルは高くない状況かと思います。
自身のスマホ端末と連動して、
横に連れ添って動いてくれるベビーカーは、
そう遠くないうちに目に留まるようになるのかもしれません。

個人的には、どちらかというと
導入への法律や倫理観などの環境的ハードルが
多少あるのかなと思うなかで、
DXとは一つの既成概念を変えていくものと捉えると。

デジタル技術の搭載は、
単にソフト面の進化だけではなく、
街や商業施設での箱としての導入までを
視野に入れた取り組みを描くことで
もう一つ先の未来型ベビーカーが成立するのかなと思います。

例えば、
今や、コンビニ前にならぶ
レンタル自転車のように、
手軽に借りれて、別の場所で返すような
インフラ面の十分な整備がある意味必要。

ショッピングモールなどでは、
自動運転車型のベビーカーが親と寄り添って動くことで、両手が空いて買い物もしやすい未来が待たれます。

何がポイントかと言うと、
上記のような世界観を考えること自体が、
子連れの家族が快適にベビーカーを使いながら移動したり生活できる為の改善になる。

道幅や、段差などのバリアフリー改善はしかり、
地下鉄の出入り口にもっとエレベーターを設置してくれたり、子育て世帯目線での環境変化のひとつとして、素敵な進化を期待したいところです。

最後に、我が家目線で。(結構アナログですが)
1歳と3歳が出先で同時に寝てしまうと
なかなかベビーカー1つでは動きづらいので
抱っこ紐がマストになります。

抱っこ紐のコンパクトな収納も
ベビーカーには搭載されていて、
もはやシームレスに1パーゲジとして
セットで売ってくれたり、
ベビーカー自体が、一時的に2人寝させる幅に広げられたりできたら。。
なんて、子供の成長や家族構成の変化に応じて形態を拡張できると、これから子育てする人のストレスも減るのかもな、なんて思ったりします。



つづく。

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