#NiziU プロデュースのJ.Y.パークの言葉
「過程が結果を作って、態度が成果を生む」
韓国の歌手・JYPエンターテイメントの創業者・音楽プロデューサーであるJ.Y.Park。プロデュースを手掛けたガールズ・グループ「NiziU」は、2020年6月に公開したプレデビュー曲『Make you happy』のMVが10日で4000万回再生超えを記録した。
NiziU誕生のきっかけとなった日韓共同開催オーディション「Nizi Project」は、Huluやテレビ番組で密着の様子を放送され、参加者の成長と共にJ.Y.Parkの「名言」が注目を集めた。その中から10の言葉を紹介します。
1. 才能が夢を叶えてくれるのではありません。過程が結果を作って、態度が成果を生むからです
J.Y.Parkは「Nizi Project」の評価基準の1つに「人柄」を設定。参加者に歌やダンスといった才能だけでなく、意志の強さや自己管理力を求めた。いかに厳しい練習やトレーニングを自身に課し続けられるか。日々の地道な努力を、誠実に積める者の成長は著しい。
2. 人の見えないところを見えるようにすることが芸術です
オーディションや面接に臨む際、多くの人は「上手く見せよう」「気に入られよう」と意気込んでしまう。しかし芸術は本来、自分自身の個性や思いを表現するもの。自分の人間性が相手に伝わらなければ、芸術的価値はない。
3. 君はただ自分自身を見せてくれたらいい
自分自身の価値とは何か、自分らしさとは何か。多数の人間が行き当たる課題に、J.Y.Parkはこのように答える。彼は典型的な表現や既存のスタイルを真似した人間を評価しない。自分自身をナチュラルに表現することが芸術であり、自分自身のありのままの魅力を理解している人こそが“スター”だからだ。
4. 1人1人が特別でなかったら、生まれて来なかったはずです
何かに失敗したとき、実力不足を感じたとき。“自分は大した人間ではない”と感じる瞬間があるかもしれない。例えば「Nizi Project」では合格者と不合格者に分かれる。しかしそれは、特定の目的に合わせて合う人間を探しているだけ。一人の人間として、「特別」であることに何ら変わりはない。「自分のありのままの姿が特別だということを分かるときが来るはずです」。
5. 短所がないことより、特別な長所が1つだけあることの方がもっと大切です
自分の短所を埋めることにばかり捉われるより、圧倒的な魅力を磨ける人間は強い。商品・サービスが市場に溢れるこの時代においては、事業の方向性においても同じことが言える。自身の魅力を最大限に高めるために努力し続けられる人こそが、愛され輝くのだ。
6. やりたくないことも長い間コツコツ続ければ、自分がやりたい仕事が一生できる
歌手としても活躍するJ.Y.Park。20年以上、基礎的な筋力トレーニングや発声練習、体調管理を欠かさない。面倒なことを長年続けられる人間は少ない。誠実な努力こそが成長と成功に繋がることを、J.Y.Parkは自身の活躍で証明し続けている。
7. “気を付けよう”と考えないで、気を付ける必要がない立派な人になってください
JYPエンターテイメントが追求する価値の1つとして、J.Y.Parkは「真実」を挙げた。芸能界に関わらず、不祥事やスキャンダル、悪事で志す道が閉ざされることは多い。真実を隠していても、いつか露呈する日が来る。そもそも隠す必要のない、気を付ける必要すらない人間になることができれば、夢を諦めなければならない日は来ないのだ。
8. 自分自身が常に足りないと思って、隣にいる皆の短所ではなく長所だけを見て心から感謝すること。それが謙虚です
他人の短所がつい目についてしまう時期がある。しかしそれは自身も同様。全てが完璧な人間などいない。自身の謙虚を忘れず、周囲に感謝する。態度としてではなく、「心の謙虚」である。謙虚な姿勢はチームの人間関係を良好に築くことに繋がるだけでなく、自身の成長にも繋がる。
9. 歌やダンスをするときに必ず自分が最高だと思うべきです。そうじゃなかったら見る人が没頭できません
自信のなさが垣間見えるパフォーマンスに感動はない。大舞台に立つとき、今までの注意点や反省点は全て忘れて楽しまなければならない。そのためには、体に染み込むレベルまで練習や準備を行い、自信を持つ必要がある。
10. 最下位になったとしても忘れなければいけないし、1位になったことも忘れなければいけません。常に次のステージでは真っ白の画用紙の上に描き直してください
一度良い評価を得ると、プレッシャーや重圧を感じてしまう。悪い評価を得れば、次は良い評価を得ようと必死になる。しかし他人の評価を求めている間、自信を持つことも楽しむこともできない。結果、実力を発揮できなくなってしまうのだ。今までの評価を忘れ、常に今この瞬間に自信を持って楽しむ。難易度は高いが、実力を発揮するための秘訣と言える。