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旅アーカイブvol.3 松本・島根【2017年8月】

はじめに

「松本と島根は一緒くたに語るような位置関係じゃないだろ」と思わずツッコミたくなるような組み合わせ。
実はもう一度島根県、それも前回行けなかったところを中心にと考えていたのだが、どうせ松江には18きっぷ1日分で辿り着けないからと名古屋に宿を取って中央線で松本を観光しつつ夜に名古屋入り、翌日に松江へ向かう計画を立てた。
大都市圏は競争が激しく宿代は安くなりがちで、途中で休憩地点を挟むならこう言った場所がいい。都会ならネットカフェという選択肢もあるが、わたしがネカフェ泊をした時は全てイヤホンを貫通するものすごいイビキをかく人がいたのでロクに寝付けなかった。車体が揺れてお尻が痛く隣の人がスマホを触っていて眩しい夜行バスと苦痛さはトントンと言ったところ。

撮影機材:iPhone6S

移動経路

自宅→新宿→松本→名古屋→松江→安来&出雲大社→松江→自宅

写真

松本城

城を見に行ったが天守閣内部は待ち時間100分。当時はまだコロナなんて無かったのにこの有様だ。諦めて外側だけ見て帰った。

市街地に川が流れる景観が好きだ。
旅先での神社はセーブポイントのような感じがする。お参りしていこう。
例の場所
近くに洋館みたいなものが遺っている。

松江

これだよこれ。
松江市街地のこの景観が本当に好きだ。

旧大社駅

出雲大社に行ってみたものの、とても混んでいたので引き返した。その代わり、出雲大社駅の近くにある旧大社駅へ。今は線路すら敷かれていないが和風の駅舎自体は残っている。
10月のことを神無月、出雲地域でのみ神在月と言い、各地の八百万の神々が出雲大社に集まるというのは有名な話だが(これは平安時代からある俗説らしいが)
古くから信仰における重要な場所として親しまれる出雲大社が観光地になることは想像に容易く、鉄道全盛期の時代にはこの駅もさぞかし賑わったのだろう。しかし今ではモータリゼーションの進展と共に鉄道は廃れつつあり、採算の取れない路線から徐々に徐々に廃止され、線路を剥がされている。この駅もその廃止された路線の一つだ。

物心ついた時にはインターネットも自動改札機もあったわたしからすると想像しづらいが、昔は何から何まで人がやっていたんだろう。この建物自体それを前提に作られているように見える。そこが良い。
昭和っぽいフォントだ

足立美術館

松江からほど近い安来という地に、足立美術館という場所がある。国内最大の日本庭園がある場所で、併設された美術館には横山大観ら著名な画家の日本画や、和の文化とは切っても切り離せない焼き物の展示がされている。個人的には島根県を訪れるなら松江城と同じくマストのスポットだ。

時間とお金があれば春夏秋冬雨の日も雪の日も見に来たい。

あとがき

初めての一人旅の時は600枚近く写真を撮っていたのに今回は130枚。そもそも松江を訪れるのが2回目というのもあるが、旅自体への感動が薄れてきている事に危機感を持った。そして今回の旅の途中で同じく一人旅と思しき同年代の女性がカメラを首から下げていて、多少の興味を持ってしまった。とは言えカメラも安くはないし、スマホに元々備わっているもの。購入するのはもう少し先の話……

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