中学国語の教科書で学び直したい|読書

国語がどうも苦手でしたし、今もその思いは変わりません。単純な報告書や議事録を書くのにも一苦労を超えて三苦労くらいです。

国語力ってなに?

通信教育で有名なベネッセの記事によると、

「国語力」とは「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」「国語の知識」「教養・価値観・感性等」で構成される、日本語を運用する総合的な力を意味します。

https://benesse.jp/kyouiku/202108/20210808-3.html

ここまではフィーリングに関わる要素が多くて自由度が高い。でも、続きで以下のように書かれています。

これには、漢字や慣用句の知識、さまざまな情緒に関する表現を理解したり使ったりする力、論理的思考力、読解力、設問に適切に答える解答力なども含まれます。

https://benesse.jp/kyouiku/202108/20210808-3.html

これだ。これが苦手意識の根源なんだ。

前半は割と道徳的だったのに、後半になって一気にひとつの答えを求めだしてくる。すごい矛盾だなって思うのです。

数学、理科には1対の明確な解や法則があって、歴史にだってある過去があって今こうなっているというストーリーがある。

因果関係という意味では、現代文の評論は明確だけれども、小説なんて読み手によって様々な読み方があってしかるべきじゃんって常々思っています。

表現の自由を求める学問なのに、やんわり限定してくるのね。

もう少し苦手な背景を言います。

国語の授業で音読のターンがまわってきますよね。わたしは相当フィーリングで生きているので、1文字1文字を正確に読むのがほんとに苦手で、音読すると全く正確に読めていないのがバレてしまうのが嫌で。

カラオケに行きたくないのもそのせい。サビ以外の知らないパートになると、初見の歌詞だし、流れてくる文字を正確に音にできないし、メロディーなんてパッパラパー。自分が歌うターンになるのが恐ろしい。

正確に読む、音にするのが苦手なので、語学全般に尻込みする自分がいます。

幸い、英語に関しては先生(講師)との出会いに恵まれ、音読で学ぶ重要性を何度も刷り込まれ、ほどほどに形にすることができました。国語についても音読の重要性を教えてくれる大人に出会いたかったな。

大学生になって学びの自由度があがり、興味がある分野や小説を読み漁るようになりました。本を楽しみながら読むことで、文章を読むことに対する抵抗感が少しずつ薄れていると思います。

またnoteを書き始めて、文章を書くことへの苦手意識も少しずつ改善されているを実感しています。

だからいまは国語力に対してポジティブな感情が流れています。国語を学び直す絶好のチャンスかもしれない。伝わりやすいシンプルなnoteを書きたいからね。そんな思いで、中学国語の教科書を読んでみたいと思う今日この頃。

まずは学生の立場で教科書を読みたい。シンプルに読解力について学び直したいなと。

そして、次に出版社の立場で一問一問に対する出題の意図や、1冊の構成の意図について考えてみたいなと思っています。

教科書って入手するのが大変なんだけどね。

おわり。

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