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【エッセイ】封鎖とスパゲティ。

ここ上海は封鎖が続いています。
これまで色々な国の色々な街で、色々な危機に遭遇してきたので、なんか普通に過ごしています。


封鎖前にスパゲティ作りにハマり始めており、家に大量のスパゲティと、オリーブオイル、ニンニク、パルミジャーノチーズ、乾燥イタリアンパセリの在庫があったのは、不幸中の幸いでした。

乾燥イタリアンパセリは3年分ぐらいあります




在宅勤務になってから、毎日ランチにスパゲティを作って食べています。
ニンニクを切るところから始めますが、10分(スパゲティを茹でる時間+1分)で食べられるまで、手慣れてきました。

びっしり詰まったビデオ会議と突然召集されるPCR検査の隙間をぬってランチを済ませる必要があるので、スピード非常に重要です。


私の師匠はYouTubeの中にいます。


師匠曰く、

イタリア料理はムラの美学

麺が硬くて、熱々を食べれば、基本おいしい


こだわっているのは、麺の量と、茹でる時の塩分濃度。
スパゲティ: 75g 
塩分濃度: 1.2%
これらについては毎回きっちり計りで計ります。


シンプルなスパゲティが好きなのですが、配給で届く野菜類を消化する必要もあり、様々なスパゲティ作りました。

オリーブオイル、ニンニクスライス、パルミジャーノ、黒胡椒のシンプルなスパゲティ。
これは店でも出せるレベル (店はもっていません)


苦し紛れの配給野菜スパゲティ
背の高いスラっとしたシメジとブロッコリーのスパゲティ


かなり苦し紛れの配給野菜スパゲティ
青梗菜とピーマンとしいたけのスパゲティ
この頃は3日3食、青梗菜食べてました
おいしいのが救い
相当苦し紛れの配給野菜スパゲティ
背の高いエノキと巨大セロリのスパゲティ
この頃は3日3食セロリ食べてました
おいしいのが救い
目先を変えて和風納豆スパゲティ
納豆を洗って、麺と炒めないのがポイント
これは即店で出せるレベル
週末はトマトソースを作って作り置き。それを使ってアラビアータ
上に乗ってるには青海苔ではなくイタリアンパセリ
店で出すまであと一歩か

仕事もガンガンしてますが、本もしっかり読んでます。
でも、イスタンブールでの読書とやっぱり違うんですよね〜。

なつかしの「テニスボーイの憂鬱」をkindleで買って再読。
この本は切ないです。

では、みなさま、お元気で😎


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