起業家として生き残るために絶対必要なこと
この文章をお読みくださっている方の中には「起業」に興味をお持ちの方が少なくないと思います。
でも、「起業は1年目で9割が消えていく」と言われるほどシビアな世界。
一方で何年も、何十年も生き残る方もいらっしゃいます。
その違いって何だと思いますか?
資金力?事業アイディア?人脈?
もちろん、それらも大切。
でも、私は、もう一つ大事なものがあって、実はそれが一番大事なのではないかと思っています。
資格を取ったら起業は成功するのか?
私は2017年8月に22年の会社員生活に終止符をうち、起業しました。
早いもので起業して4年目に突入しました。
始めは「イメージコンサルティング」と「手帳」で
昨年からは「NLPコーチング」と「手帳」で
やりたいことを実現できる人を増やすということをテーマにセッションやセミナーを開催しました。
そして、3年間で延べ300人以上の方とお目にかかってきました。
お陰様で、自分1人が生きていけるだけの収入はコンスタントに得られています。
じゃあ
「イメージコンサルタントにさえなれば稼げる」
「NLPコーチにさえなれば稼げる」
のか?と言われたら、全力で「NO!」と言います。
現に同じ養成講座に出て、資格を取ったとしても「ビジネス」になっている人は数%。
90%以上の人は
そもそも、起業出来ない(起業しない)
1年もしないで起業を辞める
という状態です。
それくらい「起業」ってシビアです。
でも、その一方で10年以上もビジネスを継続している起業の先輩もたくさんいらっしゃいます。
その違いって何なのか?というと・・・
起業家として生き残る人と、そうでない人の違い
「技術」や「スキル」が優れているとか
マーケティングとかブランディングなどのビジネススキルにも詳しいとか
人脈があるとか
そういうことも影響することはありますが、ビジネスを継続している人全員に共通しているのは
「精神的に安定している」
ということ。
生きていれば、誰しも何かしらのトラブルに見舞われます。
家庭内でのゴタゴタ
ビジネス上のゴタゴタ
そんなの日常茶飯事です。
でも、起業を継続している人は
「自分の周りで何が起きようとも、やるべきことを粛々と淡々と続けている」
ということです。
体調が悪かろうと
失恋しようと
離婚しようと
親しい人に不幸があろうと
景気が悪かろうと
何があっても表に出さないし、その間も粛々とSNSを発信し続けるなど
「やるべきことをやっている」
んです。
(そして、SNSにプライベートのゴタゴタを一切出さない。お茶などとして近況報告のときに「実は・・・」って聞いて驚く)
私もキツイ時期がありました
私も2年ほど前には半年くらい、弁護士と相談しながら進めないといけない事態に直面しました。
こちらに非はないとしても、やはり時間もメンタルも消費するので、正直本当にきつかったです。
当社は、私が1人で運営しているので、全ての対応は私がしないといけません。(まあ、前職で総務やっていたので、弁護士さんとのやりとりとかは慣れてたのが幸い)
そんな時にも、表には『一切』そのことを話しませんでした。
もちろん、SNSも一切途切れさせず、粛々と続けましたし、仕事は普通にやり切っていました。
当たり前過ぎるほど当たり前なのですが、実は、これが出来ないで消えていく人が9割。
「1年もしないで消える」人は
何かが起きるたびにSNSの更新が途絶えたりして、「やるべきことをやらない」人。
自分のマインド・行動が周りの出来事に左右される人。
「ビジネス」と「プライベート」の境界線をしっかり引いていて
「ビジネス」に「プライベート」のゴタゴタを影響させない人が
起業しても、きちんと結果を出していく。
私はたくさんの起業家仲間も見てきました。
どんなことがあってもやるべきことを目一杯やり切っているのに結果が出なくて1年で辞めてしまった人は見たことがありません。
辞めていった人はプライベートのことなどに気持ちが乱されてSNSの更新などもしなくなり、それなのに「申込みが入らない」と嘆き「起業が向いてない」と言って消えていく。
だから、ある意味「起業は簡単」とも言えます。
どんな時も「やるべきことを、やりさえすれば、きちんと結果がついてくる」から。
会社を辞める前にメンタルを鍛えよう
現時点で上手くいかないことを(自分以外の)周囲の環境のせいにしがちな人は、そこに自信がつくまでは起業は待ったほうがいいです。
ビジネスに必要なものは、よく「ヒト、モノ、カネ」と言いますが、実は「メンタル」これが一番なのではないか?と思っています。
これをお読みくださっている方が「起業」に興味があれば、会社員を辞める前に「何が起きても、やるべきことを、粛々とやり続けるメンタル」を育てることをオススメします。
クレームを受けても真摯に対応する
上司に注意されたら素直にきく
仕事量が増えても冷静に対応する
会社員の間に出来ることはたくさんあります。
いま、目の前のことをやり切ったら、きっと転職しても上手く乗り切れるはずです。
是非、頑張ってくださいね。
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