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まだある?もうない?

こんにちは! 花さかこです。
今日は、ふとつながったことがありました。

それは、昨日のnoteに書いた
「もったいない」という言葉。

あ~~~!!!

この言葉の最後に、
「ない」がついてた・・・

「ガーーーーン」

よかれと思って使っていた
言葉なだけに、
かなりの衝撃。

自分を掘り下げ
リハビリ中の身。


毎日、いろんな気づきがありますが、

今回、はじめて、このコップの水が
「ある」と思えるか
「ない」と思うか で
こんなにも感じ方が変わるんだ~と
いう新たな発見をしました。

今までは、
「もうない。」派でした。

「あとこれだけ。」って
思ってしまう。

コップの水の「ない」部分に
フォーカスした思考だと気づいてからは
「ある」にフォーカスした
思考になろうと

あわてて、
「いやいや、まだある!」と
言い直していました。

というのも
このコップの理論は、

コップの中の水が「もう」から
「まだ」に変わったときに、
「イノベーションが生まれる」

経営学者 ドラッカー

『「ああ、もう半分しか残っていない」と
嘆くのが悲観主義者。
「お、まだ半分も残っているじゃないか」と
喜ぶのが楽観主義者。
「このグラスは必要な大きさの2倍ある」と
言うのが合理主義者。』

ノーベル文学賞 バーナード・ジョー

など、興味深いもの。

わたしは、「ない」という考えから
「ある」という考えになりたいと
思ったんです。

でも、なかなか
反対側にある感覚がわかりませんでした。

それが、
最近、腑におちたんです。
(その話は、また、おいおいで)

そして、
なんと、この見方が180度変わったことで、

「ある」景色と
「ない」景色は、

全く別の世界なんだと体感しました。

これが、ドラッカー氏のいう
「イノベーション」?????

「ない」ベースで、見える景色は、
そこに「存る(ある)」にも関わらず
無意識にベールをかけて見ていた感じです。

目の前にあるのに、ぼわっとしている感じ。
地面についていなくて、宙に浮いているような
しっかりと手に握りしめることもなく
自分のものではなく
境界線を引いて、
少し遠くにある感じ。

そう、常に「無い」状態なんです。

これが
「ある」ベースに変わって、
景色の見え方がどうなったかといえば

目の前のベールが取り去られ
モノが、くっきり、はっきり、
見える感じがするんです。

地面にしっかりと根付いて
固定されているような感覚。

境界線が取り払われ、
自分とのつながりができ、
「存在している」
「在る」という感覚を感じました。

そのおかげ?で、

「ない!」と
思っていた時とは雲泥の差、
「ある!」と思うと、
モノの存在感が増して、
一気に部屋が狭くなった感じ(笑)

小さいころから、
「もったいない」と聞かされてきたことは、
「ない」という感覚を植え付け
潜在意識に定着させてしまうことに
つながるんだなあと思いました。

以前、脳は、
臨機応変に考えることができないと
聞いたことがあります。

例えば、
親が子どもに本を読んでほしいと
「本を読むように」と小説などを
与えても、

子どもは、
小説ではなく、大好きな漫画の本に没頭。

母親としては、漫画ではなく、
小説を読んでほしいのだけれど
子どもにとっては、
漫画も小説と同じ本。

というように、
脳は、小説はいいけれど、
漫画はダメというような
親が願う都合のいい頭と
同じには、ならないそうです。

だから、
「もったいない。」という言葉を
親は良い意味として、
子供に言っていたとしても

脳は
「ない」にフォーカスされるので、

「お金がない」「時間がない」
「できない」「やれない」など

「ない」「ない」「ない」が
潜在意識に、蓄積されて
しまうのではないか?

また、親がいい意味で
子どもに「もったいない」と言っていると
「~~ない」は、親が喜ぶいい言葉として
認識して、

さらに、「ない」をあつめようと
してしまうのではないか?

そして、
「ない」にフォーカスした言葉を使い、
「ない」思考になってしまうのではないか?

だから、
「お金がない」「時間がない」
「できない」「やれない」・・・と
いう言葉が、大人になっても
まとわりついてしまうのではないか?と

ひとりで、
「わー。すごく納得!!!」と
ちょっぴり興奮気味でした。笑

「ない」「ある」
どちらもあってこの世なので、
どっちがいいも悪いも
ないと思うのですが、

「ない」をベースとして見る世界と
「ある」をベースとして見る世界は
随分違う世界なんだな~と
この数日、体感しています。

そして、
「ありがとう」という言葉は、
「有ることが難し なんだよ」と
先生から教わった大切な
言葉の一つなのですが、

改めて
「有る」ことに気がつくことは
本当に「難しい」ことなんだ。と思いました。

当たり前にあることのありがたさに、気がつく。
だから、「ありがとう」

大好きな言葉です。

それから、
目の前のモノに
「ある」と思うと、
スピの方ならご存じの
「グラウンディング」という感覚が
簡単にできるような気がします。

というのは、

今、目の前に松の木が見えるのですが、
何も考えないで、ただ見るのと
「在る」と思いながら
松を見るのとでは、感覚がかわるんです。

「在る」と思ってみると
地を感じ、地面の中にある
根を想像できる感じがします。

その時、同時に、
自分の足も地についている感じがします。

わたしは、
グラウンディングがうまくできないのですが、
(すぐに浮いた状態になりがち)
この「在る」という見方は
グラウンディングしやすい気がしています。
浮き指も地面に着く感じがします。
身体の反応も興味深いですよね!


今日も明るく元気に幸せでいられますように!

このご縁に感謝(^^)

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