『憎しみよこんにちは』『偽善よさようなら』未だ葛藤の途中

人と出会うと
これは必然的ではないか
そう思う様になりました．

生き残ってから特に、
そう思ったのかも知れません。

どんな嫌な人も
何か意味があるのでは無いかと
そう思うことで嫌悪感と言うものを
なるだけ自分が持たないように
自分と言う人間が
憎しみという感情に浸されないように
そう思ってきたのかも知れません。

でもそれって結局『偽善』でしかありませんが
脳みそ騙してでも自分が生きやすいなら
それならそれで良いかと思っていました。

けれど身体は、心は
私なんかよりずっとずっと正直者でした。

蕁麻疹が出るんです。

嫌だと思うことや
嫌だと思う人に会うってなると
身体中にぶわぁあああああっと。

過呼吸が出るんです。

『また、あんな事になりはしないか』と思う度に
苦しくて
あれ？呼吸って
どんなんだったっけ？ってパニックになって。

その事に気が付けてから
嫌いな事は嫌おう、
憎しみの感情もあっていいんだと
自分にGOサインを出す事が出来ました。

長い時間を掛けて
私は気が付けた。
10年以上…。
けれど
私は時間を捨ててしまったとは思わない。
必要な時間だったんだよね。

そんな事かって
そんな事だったら
子どもたちの方が、もっとずっと
嫌いなものは嫌いだって言えてる。

偽善者だった私は
世間じゃ
イヤイヤ期って言われてる2歳の子達より
タチが悪いな。

振り返ると、そう思います。

憎しみよ　こんにちは
偽善よ、さようなら

そう生き始めた私は
ある意味"意味探し"も辞めました。

意味が無くたって良いじゃないか。
根拠が無くたって良いじゃないか。

911が来る。
今年も、また
私の人生を大きく変えた911が来る。
そのせいか
酷くグラグラしてしまっています。
やっぱり365日のなかで
数日はこんな日があります。

うーん、やっぱり弱いっ！私！

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