見出し画像

発揮されている?発揮している?

週末、ありがたいことにZOZOチャンピオンシップを生観戦できた。今年で3回目だけど初めて暖かく、秋晴れの天気。まさにゴルフ日和。優勝したコリン・モリカワ選手おめでとうございます。トッププロのプレイを眼の前で観て、聞いて、感じて五感で体感できて自分のゴルフへのモチベーションが爆上がり。もちろん翌日レンジで練習☺️それにしてもトップ10に日本人選手が3人入ったのはすごいと思う。石川選手惜しかった!メキシコで頑張ってほしい。

昨年末の男子サッカーワールドカップでの日本チームの大活躍から始まり、WBCでの日本優勝、女子サッカーワールドカップ、女子ソフトボール、バスケットボール、バレーボール、ラグビー、テニスなどなどスポーツのビッグイベントにおける日本チームの活躍、躍進は心躍る。その競技をやってる子供は将来自分も日本代表に選ばれるんだ、とかこうやって勝つんだ!とか観てすぐに練習しているんだろうな。スポーツは自分の中にある子供心を引き出してくれる。

週末もう一つのイベントは、「結の音」というピアノと作曲編曲平沼有梨さんとバイオリン古澤巌さんがメインのコンサート鑑賞。昨年まで「光芒」というテーマでやっていたものが、今回から変わった。平沼さんの作曲、アレンジ能力は本当に素晴らしい。古澤さんのバイオリンは力強く、心の奥まで響いてくるぐらいの浸透力がある。

演目の一つ、滝廉太郎の「荒磯」って初めて知ったけれど水戸光圀公が作詞と聞いて驚き。曲そのものは切なくて美しい音色が、平沼さんのアレンジによってドラマチックにホールの中に拡がった。滝廉太郎は曲の多さで長生きされたのかと思ったら、23歳で亡くなったとのこと。100年以上経っても日本人なら誰でも一度は聞いたことある曲を短い一生で残した方の人生は、きっとぎゅっと色んなものが濃縮されたものだったのだろう。

今回興味深かったのは能のパフォーマンスが入ったこと。「和の美」を軸にした全体的な演出で自分の中にある思いやイメージを形にしたい、というご本人や関係者の熱が伝わった。ぜひ平沼有梨さんと古澤巌さんの「PARALLEL」聞いてみてください。自分の人生が急にドラマチックになったような錯覚を覚える(笑)スポーツに音楽にとそれぞれ自分が持っている才能を発揮している人たちと同じ空間を共有し、感性が磨かれた週末だった。

スポーツや音楽、アートは人の中にある力が発揮されている事が可視化できてわかりやすい。そうでなくても、人はこの世に生を受けて、誰でも何かの才能を複合的に持ち合わせていると思う。生きているうちに発揮されるかどうか。それはスイッチを入れたら電気がつくようなわかりやすさではないので、スイッチが入って事に気づかないで発揮できる前に止めたり、諦めたり、単純にそのままでいたりするのではないかと思う。

多くの人は欲しいものが手に入る一歩手前で諦める、と聞いたことがないだろうか。本質をついていると思う。なぜか?なぜ手前で諦める、ないしは止めるのか。それは目の前にあることがわからない、ゴールが読めないと未来のことだから気持ちが続かなくなるからだと思う。

どうしたら気持ちが続くのか?シンプルに言うと、これが思うような結果にならないとしても学びになる、人生『成長か学びしかない』と信じる事だと思う。自分が持つものを発揮するにはまずはこのスタンスでことにあたる。

同時に周りの人もそうやって励ます。家族、友人、同僚などなど。そうすれば自分にも力が湧いてくると思う。人生一度きり。発揮しまくりましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?