休職33日目

先週土曜日は甲状腺の診察日だった。
元々甲状腺ホルモン値が上昇するバセドウ病治療をしているのだが、もう15年間、薬の量で調整している。完治は無いとされている。今回は薬の量が多過ぎて逆にホルモン値が低下し過ぎてしまった。やる気が出ず、うつ症状になる原因の一つにもなり得る。バセドウ病とは何らかの原因で自己免疫機能が異常をきたし、甲状腺ホルモンが出過ぎてしまう自己免疫疾患。
自己免疫疾患とは、自己を誤って非自己として捉え、これらを排除しようとしてしまう免疫異常で、自己に対する抗体が過剰に産生され、様々な病状をきたす。その中の一つがバセドウ病。

うつ病とは、下垂体から分泌されるコルチゾールの異常によるものとされている。
バセドウ病も、下垂体からの甲状腺ホルモンの分泌異常。
下垂体は額の奥にあり、ちょうど枝豆ぐらいの大きさらしい。
どうやらこの脳内にある枝豆に、オレの人生を狂わせられた。
オレは枝豆が憎い。オレの腐った枝豆をどうにかして新鮮なものに取り換えたいが、歳を取ればどんどん腐っていく代物だから、それも絶望的だ。

オレはビールが嫌いだから、枝豆もあまり食べない。そんなに美味いとも思わない。
枝豆を美味いと思える人生を送りたかった。

オレは何を語っているのだろうか…

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