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【2-47】寿命は最大の目標か(~682日目)

家電の寿命

自宅の洗濯機が突然壊れた。
よく考えたら、前兆はあったのかもしれない。
洗ったはずの洗濯物。
ギュウギュウに詰め込んでいるわけでもないのに、水に濡れてさえいない所があったりしてたし、脱水の時にガッタンガッタン悲鳴を上げることも多くなってきていた。
とはいえ、気軽に買えるものでもないし、見て見ぬふりをしていた。
ところがいよいよ見て見ぬふりをできないレベルになってきた。

まだ綺麗なんだぜ

エラーコード「G5」
本来ならば、給水がされていなかったり排水に問題がある時に出るコード。
給水もされているし、なんならされ過ぎて脱水終わりかけなのに、なぜかジャーっと水を給水してしまう。
伝票の計算が苦手で、最後までやったのに数字が合わな過ぎて「こんにゃろー!」ってやけくそになって、全部なかったことにして最初から計算しなおす時の自分のごとく。
洗濯機の前に張り付いて、給水しそうな予感がすると、電源を切る。
そんなことを繰り返していたのだが、いよいよ回る事さえままならなくなってきた。
水を全てぬいて、濡れたタオル2枚を洗濯槽の外側にそっと貼り付けて、脱水ボタンを押すと優雅に回転し始めて
「まだ回れますのよ、おほほほほ」状態。

作業服多め、汗だく多めのため、ガシガシ洗いたいし、手洗いまではできたとしても、自力脱水だと乾きも悪い。
無臭の洗剤を使いたいので、コインランドリーも使えない。

いつもお世話になっている電気屋さんに、泣きの電話を入れる。
あきらめるための最後通達をもらうために。

川崎球場で袴田ブライアントの激突時に出てくるお医者さんのごとく。
「こりゃあ、買い替えた方がいいかもね…」

綺麗に使っているつもりでも、見てみれば2018年製。
7年目を迎えること叶わず。
4度も引っ越しを経験させたのに、よく頑張ってくれた。
ありがとう、ざぶーん。

作りたい女と食べたい女

以前気に入ってよく見ていた『作りたい女と食べたい女』の続編が始まるらしい。

登場人物の春日さんが、なんとなく自分に似ていることもあって、親近感を覚えつつ楽しみにしている。
このドラマの中では、少食だけど作りたい野本さんと、食べたい春日さんのほっこりとしたやり取りが繰り広げられているんだけど。
私自身は作るのも食べるのも大好き。
完全な一人二役。

急な出費も相まって、頂き物の食材をありがたく調理して、お財布にも優しく心もお腹も満たされる。
相手のペースも考えることなく、食事のマナーもさほど気にすることなく、動画を見たりしながら食べる一人飯は、至福のひととき。

おからの差し入れを頂いた。
少しに見えて袋から取り出すと、それなりに量がある。
全てを卯の花にしてしまうのは飽きるし勿体ないので、半分はおからコロッケを作ることにした。

一人でも問題ないけれど、揚げ物は油余るし、さすがに作ったもの全てを食べきれるわけではないので、何日も同じものが続いたり、冷凍庫が一杯になっていくのは仕方ない。
時々消費期限と追いかけっこすることにもなるけれど、保存のテクニックをアップさせて捨てずに食べきるのだ。

ご飯移し替えない手抜きもできるし

職人ってすごい

冬の間の仕事として、ダリアブロック作りをしている。
ミツバチ達が巣箱の中で冬を越えている間に、作り置きを増やすべく、日々コツコツ作業をする。
木工作業は楽しいけれど、同じことを黙々と繰り返していくので、ゲシュタルト崩壊を起こしそうになる。

元々飽きっぽく、同じことを繰り返すのが苦手。
ピアノも基本練習のカノンが嫌いすぎて、メトロノームのカチカチ音を聞いていると発狂しそうになった。
楽器の基礎練習中だって、何度白目を剥いて気絶しそうになったことか…。

職人さんっていうのは、同じことを何度も何度も繰り返して身体に技術が染みついた人のことを言うんだと思うし、それを染みつけることができるだけの根気のある人が名乗る事のできる称号なんだと思う。
そんなことが作業の合間に頭の中に浮かんでは消えていく。

長い板を丸のこで切って木っ端にする。
そこから作業が始まるんだけど、丸鋸怖いから集中して作業をするので、安全性を考えると長時間はできない。
脳みそが遊びがちなので、集中できる時間が限られているから。
なので、この作業は日にちを分けて行う。

音がデカいので雨戸閉めて室内で

糸鋸は楽しいけれど、この作業が一番ゲシュタルト崩壊を起こす。
糸鋸の刃と、切らなくてはならない線がブレて見えてくる。
普段は効率を考えて、一つの工程をある程度まとめて作業しているんだけど、試しに工程ごとにどのくらい時間がかかるかも計測しつつ、順番にやってみた。

日が暮れた

どれだけ集中しても、1日に1セット作れるか作れないかだな…。
板を切ったり箱に詰めたりする作業は含まれていないので、やはり厳しい。
50m6秒台で走れても、10本連続で同じタイムで走ることができないのと同じで、毎日この集中力を持続できるかっていえば、そうでもなく。

逃げるなよ、2月…。

いよいよ寒くなってきたので火入れ

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