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インプットとアウトプットのバランス


が、とても悪い。
最近は社会学や組織論みたいなまあなんかそのへんの勉強をしているけど、インプットがあんまり上手くない。
本が読めない側の人間なのに文字や文書で語られる学問を入れようとしてるもんだから、目も当てられないわけよ。
ずっと同じ行を目で追ってたり、ぜんぜん違うこと考え出してしまってページだけめくっててなにこれ?ってなったり、ほんとに本を読むの向いてない。
たぶんこれは本を読むための基礎体力や筋力みたいなのが無いのではと思う。どうすりゃいいんだ。あとあれだな、フォントと文字間の隙間、紙の色とかも影響ある。

とはいえ
とはいえだ、私は読むことを諦めていないし、インプットしたいろいろを自分の血肉にしたいし熟成させたい。
あわよくばそれらを発信する場所もほしいし、その術も探さねばという気持ちでいる。ここかもしれないし別の場所かもしれない。

などと考えながらここ何ヵ月か過ごしていた頃、友人から「今の貴方にちょうどいいと思う」と言って文庫本を貰った。今の貴方というのは、絶賛・適応障害で、たぶん休職してたか?有給でしのいでたか?みたいな時期の私。仕事に適応できなくて適応障害?仕事のお前が私に適応してこいよ…と思ってた時期の私。

前述のとおり、本を読む筋力がない私はタイトルと帯だけ読んで次読むコーナーに仮置きした。
なんせ分厚い、それは【暇と退屈の倫理学】というベストセラーの哲学書でね。""ひまりん""って呼ばれてるらしい。かわいすぎんだろ、ひまりちゃんかよ。
数ヶ月あたためて、ちゃんと読んだ。びっくりした。読めた。なんなら、会社の休み時間のほんの十数分でも開いて読んだ。てことは、復職してから読んでるのか。
泣いたりはしなかったけど、込み上げてくるものがたくさんあって、いっぱい付箋貼って読んだ。あぁ、いまの私にちょうどいいのか、なんてことだ。

眠いのでこのへんで。

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