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2024年上半期にハマった音楽

音楽のサブスクはyoutube premiumを契約しているのだが2024年の2月~5月という謎期間のハイライトが作られていて、たくさん聴いた曲とかアーティストのランキングがまとめられていました。

上半期の整理も兼ねて、たくさん聴いた音楽とそれにまつわる色んなことを綴っていきます。

1位 ILLIT Magnetic

気づいたら再生ボタンを押してる、わざわざ聴くというよりは生活の一部のような存在感のイージーリスニング楽曲が最近は人気ですよね。

ここまでK-POPでイージーイージー言われるより前から、アルバムをぶっ通しで聴くのは落ち着いた雰囲気のアルバムで、よく聴いたアルバムランキングにも常連のアルバムがこちらなんですが、

H.E.R 「H.E.R」
YUKIKA 「Soul Lady」

スイッチを入れて家事を一気にやるとき、家に帰ったらまずかけたり、湯船に浸かってるとき、とかにこのアルバムをよく聴くんです。

おすすめです。

2位 Awich, 唾奇, OZworld, CHICO CARLITO RASEN OKINAWA

2位は納得のRASEN OKINAWA。
好きが詰まりすぎている1曲。

「でいごの花が咲き」
「Diegoに会ったとき」
とか

「OKI to the NAWA」
「目に見えるものはすべてが罠」
NAWAを逆から読んで罠とか

「日本地図の端の那覇市から発信」
の韻とか

「Tokyoはビルの街 オリオンはあんまない」
ビルとビール(オリオン)をかけてたりとか

大好きです。

去年は「洗脳」にはまって
女子同士のコラボよりは、複数男with姐さんの楽曲が好きになりがち。

3位 ME:I Click

日プ女子ちゃんとはまってまして、ついにデビューということで沢山聴きました、Click。

良い番組でしたよね。ガルプラの時よりも悪編が少なかった気がするし、つい最近まで高校生だった子も、練習生していた子も、ハロプロで第一線で活動していた子も、サバ番でデビューを逃した子も、デビューしたものの脱退してしまった子もいてバラエティーに富んでいて素晴らしいグループが出来ました。

ポジションとしても、メインダンサー、メインボーカル、オールラウンダーのビジュメン、ギャルかましちゃうRap勢と非常に今後が楽しみな構成。

楽曲は、auのLISMOのCMに使われそうなポップな曲調で平成のおじさんもニコニコ聴ける仕様。

(当時事務所が推したいアーティストをフィーチャーする傾向があったので、今LISMOが存在していたら絶対起用されると思ってる。)

今後が楽しみです。
ちなみに、ずっと投票してたのはすずちゃん。
Spicyの開始の表情で心奪われました。

4位 Tommy february6  je t'aime ★ je t'aime

Tommy February6は再評価されるべきだと思ってます。
(ここから難しい話が続きます)

曲調はカイリー・ミノーグやリック・アストリーを手掛けた、ストック・エイトキン・ウォーターマンの80年代の雰囲気を彷彿とさせますが、それもまるまるパクった感を私は感じていない。

ストック・エイトキン・ウォーターマン(SAW)がディスコの風景を思い浮かべるなら、Tommy February6は原宿の雑貨屋やカフェ、雑誌「Olive」のイメージと紐づけられる。(完全に私の感想です)

それは、アートワークによる土着化が成功したことが要因であると考えております。SAW的な音楽性という、輸入した文化が大きな要素にありながらそれらを含めてどう土着化させるかは、現在の作品作りにおいて非常に参考になると思います。

Tommy February6はサンリオのキキ&ララやピカチューを作品内に登場させ、よりポップな世界観を構築しています。広告的にどちらかが「使われている」感があるわけではなく、世界観を補完しあっているように見受けられます。newjeansのパワーパフガールズとの関係性も似たものを感じます。

また、K-POPにおいて「Y2K」という要素が存在感を増していますが、「Y2K」ファッションにおいてSNSでも流行を確認できるアイテムがベヨネッタ(Bayonetta)メガネだ。

Tommy February6は一貫して眼鏡姿で世界観を貫き通し、キャラクターとのコラボレーションで日本的なポップなビジュアライズを展開することで、SAW的な音楽性を大きな要素としていても「他にはない」を作ったことが大きな功績だと思う。

昨今、K-POPでパクリ警察が横行しているが、それは仕方ないと思う。
過去、セクシー系が流行ったら各事務所がセクシーコンセプトで展開し、ガールクラッシュが流行ったら各事務所がガールクラッシュコンセプトで展開してきた。
現在は、イージリスニングが流行っているから各事務所もイージリスニングに寄った展開がなされている。

では、日本ではそのような傾向があまり見られないのはなぜだろう。

日本の音楽史において、海外の文化を取り込んできた先人たちの功績は非常に大きな存在感を放っている。

はっぴいえんどは日本語の歌詞でロックを歌うことを大切にし後世に多大な影響を与えた。まるまるパクったわけではなく、アーティストの解釈を通してアレンジを加え、オリジナリティを形作っていき、独自の世界観を構築してきた。それは音楽だけではなく、歴史をさかのぼると仏教も起源はインドだし、漢字も起源は中国だ。

過去の記事でも何度も言っているが、K-POPにおいてパクリ警察が取り締まる必要がないほど多種多様なコンセプトや世界観が生まれることを願ってやまない。

5位 BABYMONSTER SHEESH

BABYMONSTERのSHEESHを見て、1発でYGだって分かるのすごいなと思いました。

イージリスニングに飽きていて、ディフィカルトリスニング(ぴぴちぁん©)という言葉も誕生したタイミングでのリリースで、周りの流行りに左右されない強い個性を感じます。

というか何より、メンバーのスペックが高すぎます。特にアヒョン。
アヒョンがYGに入ってくれてよかった。
ラップもできて、ハイトーンも出せて、完璧すぎる。
第五世代はメボもラップもやるんですか??
メボできるメンバーすら限られているのに、IZONEのユリ、GFIRENDのユジュに負けず劣らずの高音。
他のメンバーもアサの高速ラップもすごいし、ちょっとふんわりしてるパリタも目を惹かれるし、チキータとローラは15歳ってどういうこと…
前世から練習生だったんでしょうか。

個人的な願いとしては、ブランドPR活動よりはアーティスト性が発揮される活動をしてほしいです。あと、来年はコーチェラ出てほしい!
K-POP(笑)みたいなムードだった今年の印象を払拭してほしいし、フェス映えするスキルをいかんなく発揮してほしいです。

6位以降

6位はTWS「plot twist」で、プレディスのナムジャに絶大な信頼を置いてる私としては期待以上でこれからが楽しみ。

7位はKISS OF LIFE「Midas Touch」中小事務所の星。

8位はアリアナ・グランデ「yes,and?」ジムで有酸素するときによく聴いていた。

9位はUNIS「SUPERWOMAN」番組は見てなかったけどランクイン。

10位はIZONE「FIESTA」完全に亡霊です。

J-POPは

K-POPが多いけどJ-POPで沢山聴いた曲もありました。
aikoの「恋をしたのは」6分ある曲って珍しい。
東京事変「緑酒」友達がカラオケでよく歌うからかな。PVが良い。ロケ地は埼玉県寄居町。
千葉雄喜「チーム友達」関西リミックスが一番好き。

振り返ったら、色々聞いてました。
下半期も楽しみです。

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