taiji

re:habiritation!! OT BOBATH 地域研修協力員 見習い中です。

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最近の記事

Hand ~1~

中枢疾患における手のセラピーの考え方は、姿勢コントロールの背景から運動コントロールの背景からと相互的にアプローチする場面が多い印象を受ける。 特に、急性期から回復期における患者の手は、いったり(近位部:体幹・上肢帯)きたり(遠位部:手)ではないか? motorを引き出すBaseつくりとしてPostureを基盤をつくることの大切は重々承知の上であるが、、特にOTが手を触らないと誰がみるのと??臨床ではつくづく思わせられる場面に出くわす。ある間違った解釈に基づいた考え方を崇拝

    • FOOT ~2~

      目的 効率的な歩行を行うために上半身を垂直位に保ち安定させることが必要。そのために歩行周期全体を通し支持側の安定した抗重力活動が必要となる。安定した抗重力活動は効率的な運動連鎖のもとに成り立つ。足部は感覚情報の入力源であり、運動パターン制御に重要。歩行のような反復運動では足部からの運動連鎖により効率性が担保される。適切なアライメント、粘弾性の獲得は内在筋と外在筋の協調性を改善し、固有感覚情報を増やし体性感覚に基づく姿勢制御獲得と身体図式再構築を目指す。 ポジション 近位

      • FOOT ~1~

        人間の歩行では質量中心(COM)がほとんど支持基底面の外側にあるため、リハビリテーションにおけるセラピー場面で歩行パターンを安定させるのは難しい挑戦である。 歩行の際に足部の特に、位置・形状(clialance)を安定させた歩行パターンの維持は重要である。今回は足部の重要性について述べていく。 運動連鎖の関係性から、足が安定できれば、動的に足関節を動かし膝関節は安定する。stability とmobilityの関係は交互に切り替わり、結果上肢はフリーとなって物を運んだり、

        • The anatomy of spatial neglect

          HO Karnath ,C Rorden:Neurophychologia,50 2012 ・空間無視の定義 ・空間無視とシルビウス周囲ネットワーク ・付加的側成化がある注意と空間障害 ・急性期と慢性期損傷の違い ・構造的、機能的画像 空間障害を引き起こす原因病巣を右半球優位の脳のネットワーク障害としてとらえている。急性期・慢性期で構造の変化と機能的変化の関係について述べている。 側頭頭頂結合部(TPJ)と下頭頂葉(IPL)、上中側頭葉と島、腹側外側前頭前野の皮

          A cortical for Directed Attention and Unilateral Neglect MM Mesulam:Ann Neural10 1981

          Mesulamの1981年論文。トルコイスタンブール生まれ。神経学者でニチイ神経学とアルツハイマー病のセンター長(2015) 一側無視は方向性注意の空間分布の混乱である。4つの皮質領域が統合されたネットワークを備えていて身体から外の空間内で方向性注意の調整を行っている。4つの領域が各々損傷した時には一側無視の異なる臨床症状を示す。 ①後頭頂皮質:内観的感覚マップを備え、外界の特別な分部に企てる空間の広がりを調整するためのメカニズムも備えている。 「感覚表象」 ②帯状回辺

          A cortical for Directed Attention and Unilateral Neglect MM Mesulam:Ann Neural10 1981

          STOP STANDING

          姿勢コントロール どのような姿勢、いかなる活動であっても運動中のバランスを維持し調整し回復するために多関節運動連鎖(Kinetic Chain movement)の安定性と運動性を組織化する。 STOP STANDINGは、座位への活動へと切り替えていく際に姿勢コントロールを保持し、座位での活動や治療へと展開していく際に有益となる。 足底の支持面より多関節運動連鎖を股関節、骨盤や脊柱、肩甲帯、頭部の抗重力伸展方向へ、コアコントロールを促通する。股関節のローテーションとそれ

          STOP STANDING

          リハビリに関すること、なんでも(まとめや整理)

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