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【看護過程】関連図の書き方

男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は看護過程の関連図の書き方をまとめていきます。
関連図はまとめるのにかなり労力が要りますし、まとめていく内にごちゃごちゃしがちですよね。
今回はそうならないような関連図の書き方を書いていこうと思います。

リニューアル版はこちら!事例関連図など更新されています→関連図の書き方〜基本〜

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※今回取り上げる事例は架空の人物です

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結論
1.病態関連図を書く
2.その下に症状とそれに伴う患者の状態を書く
3.一番上から患者の社会面や精神面について書く

1.病態関連図を書く

まずはその人の病態関連図を軸に書いていきます。
一番最初の書き始めはどう書こうか迷う人もいますが、基本は病態についてを軸にします。
病態関連図は①原因→②身体変化→③状態→④疾患の順で書いていきます。
例えば、COPDであれば、
①喫煙→②肺胞壁の破壊→③ガス交換障害、低酸素血症→④COPD
となります。
原因がいくつもある場合はその分書き、途中で身体変化や状態などで関連があればつなげたり、まとめたりしていきます。
疾患の下にはその人に生じている症状や状態を書きます。
ここでのキーワードはアセスメントの健康知覚を参考にします。病態も健康知覚のところで文章に起こしているため、それをそのまま図にしたイメージです。

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2.その下に症状とそれに伴う患者の状態を書く

症状、状態まで書けたら、それが今の患者の状態とどう影響、関連しているのかを書いていきます。
例えば、息切れや呼吸苦から行動制限、ADLの低下がつながっていきます。もちろんその間にも数多くの関連が存在しており、ここは前半アセスメント(栄養、排泄、活動)で出たキーワードを使っていく形になります。流れも同様にアセスメントを参考にしながら書いていきます。ここまでできたら、大まかな関連図は完成です。

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3.一番上から患者の社会面や精神面について書く

最後に一番上から、対象の社会面や精神面、書けていなければ発達段階加齢変化、また、これは最初に書いても構いませんが、治療についてなどを書いていきます。ここは疾患とは直接関係のない部分になります。最後の肉付けをしていくイメージです。
アセスメントとしては、コーピングや役割、価値など、後半の部分になります。

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まとめ

いかがでしたか?
少し関連図の書き方のイメージやコツが理解できたと思います。
今回はCOPD患者の関連図の具体例も提示しましたので、こちらも参考にしながら、書き進めて行ってください!
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リニューアル版!事例関連図が更新されています→

病態関連図のまとめはこちら↓https://note.com/810poppo/m/m1e60cc6db504

看護過程の書き方まとめ↓
https://note.com/810poppo/m/m58a525aaacfe

大腿骨頸部骨折の看護過程はこちら→

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