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自己紹介、みたいなことだけど

2020年12月、これから私はどうなっちゃうんだろう、という強迫観念にも似た感情に突き動かされてnoteを始めました。とにかく書いてみる、そうやって約一年で何とか15本の記事を書くことが出来たものの、2021年11月以降は何も書けないままあっという間に半年以上が過ぎてしまいました。
 
楽しかった。
これについて書けるんじゃない?と思ったことについて色々な文献や資料を探してを読んでいるうちは。街を歩きながら、記事のアイデアを見付けるのはとてもわくわくするものだった。自分にも何かできる、と思えた。

ただの旅行記や見聞記ではなくて、ちょっとアカデミックなタッチを加えたかった。だってそれこそが私が出来ることだと思ったから。
そうすることで、私のドイツ留学を正当化したかった。

文献を持ち歩いて、仕事からの帰り道のベンチで読んだり、息子が寝静まった後の自分一人の時間は資料検索に思いっきり没頭できた。
そして、投稿した記事に思いがけず初めてのスキを頂いた時はほんとうに嬉しかった!きっと人さまにはお見せ出来ないくらいニヤニヤしていたと思う。

ただ、いざ書き始めると、文献を読んで理解して自分の言葉にまとめるのに膨大な時間がかった。執筆は途切れ途切れに、下書きは何度となく更新、そして最後まで書き上げるモチベーションを持ち続けることが難しくなり、そのうち次々に新しいテーマを見付けることばかりで満足してしまった。
 
堂々巡り、目の疲れ、翌日の疲労感。そして、葛藤。
結局すべて私の自己満足なんじゃないか。どうしてもっとサクサク書き上げられないんだろう、なんて思い上がりもいいとこ。
 
でも、そう。もともとの動機は自己満足だったのだもの、それでいいじゃない。何年も前に言われた、‟君は何もやってない。“ が忘れられなくって、長い間しんどくって。そうやって手探りで始めたnote。

また始めます、自分のために。

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